
等級要件定義書について
評価2025年10月17日 公開

「経験何年でどのようなスキル・技能を身に付けているべきか」という指標があると拝見しました。これについて具体的に教えていただきたいです。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社は、経験年数ごとに身に付けるべきスキル・技能をまとめた『等級要件定義書』というものがあります。
これは2020年から運用している仕組みで、目標設定や評価基準のレベルを職種・等級別に分かりやすく明文化したものです。
この定義書に基づき、どんなスキルを身に付ければ昇級・昇格の対象になるかが明確になり、以前のような属人的な判断による不公平感が大きく改善されました。
現在では、評価の納得感も向上しています。
一方で、課題も残っています。
たとえば、評価者によって目標の難易度にばらつきが生じる場合があります。
このような問題に対応するため、『評価決定会議』を設け、調整した結果を本人にフィードバックし、改善に努めています。
評価制度は2023年に一度改定をしており、引き続き現場の声を踏まえた見直しを重ねています。
今後も、社員一人ひとりが明確な目標を持ち、公正な評価を得て成長を実感できる環境を目指して、仕組みの整備を進めてまいります。