人材活用や生産性向上のための取り組みについて
将来性について2023年11月29日 公開
「県下一の菓子メーカーとして評価されているが、人材活用や製造のライン化が遅れている」との口コミがあり、将来的な不安を感じました。対応状況や今後について教えていただきたいです。
ご質問いただきありがとうございます。
質問者様の不安を解消するため、弊社にて取り組んでいることをご説明いたします。
まず人材活用として、若手社員には30歳までの隔年と、35歳時点での現職種の適性や業務負荷の程度、希望職種などの意向をヒアリングし、組織変更や人事異動を検討する際の参考情報として活用しております。
また、一人ひとりの知恵や発想を活かすため、全社員を対象とした新商品のアイデア募集も実施しております。
アイデア募集は所定の用紙に企画内容を記入の上いつでも提出が可能で、商品企画部門がそれぞれの企画を確認し、新商品の開発に活かしております。
さらに、人材開発や社員のスキルアップを目的としたさまざまな研修を実施しております。
例えば、積極的な接客姿勢や共助の精神を「なごみの理念」として共有する年2回の理念研修、新製品の情報や販売施策の情報共有やスタッフ部門と販売部門の意見交換を目的とした商品発表会などがございます。
他にも、デジタルスキルを向上させ業務効率化及び1人あたりの業務負荷を減らすために、eラーニングを100名で実施いたしました。
次に、製造現場における生産効率化の取り組みについては、社内の専任チームと外部コンサルタントを交え、さまざまな改善活動を常時推進しております。
また、羊羹(ようかん)の充てん設備など、計画的な設備投資も行っております。
加えて、主力工場では食品安全マネジメントシステムに関する国際規格FSSC22000を取得し、監視カメラの導入や入退場の管理強化など品質の維持・向上に向けた製造環境の改善を絶えず実施しております。
現状に慢心することなく、常により良い方法を模索しながら、引き続き人材活用や人材開発への取り組み、そして質の高い商品・サービスの提供に向けて、改善活動を進めてまいります。