評価が年功序列
年収・給与・評価2023年3月23日 公開
完全な年功序列で若手が役職に就くには努力が必要だという口コミをみました。実態はどうでしょうか?
ご質問いただきましてありがとうございます。
「完全な年功序列」についてですが、年齢関係なく管理職に任用された者もおりますため、完全な年功序列ではございません。
今回は弊社の制度とあわせて、いくつか事例の紹介をいたします。
まず弊社では「格付制」という制度を導入しており、入社から2年間は仕事を覚える期間として「未格付」となります。
そして入社から2年後に、G1、G2、G3と社員のレベルに合わせ格付が決まり各格付は2年在席を基本としており、約8年かけてG4の初級管理者(係長)を目指すことが出来ます。
ただし、これはあくまで目安であり、他業種よりの中途入社者が飛び級で入社5年8ヶ月で初級管理職(係長)に任用された者もいます。
初格付の後は、定めた目標の進捗状況と最終的な成果のレベル、さらに成果を出すための計画、行動、思考なども考慮した上で、偏りを防ぐため複数名にて最終評価をし、昇格していきます。
また弊社には年齢給があります。
これは勤続の長い社員は組織内で成果を出せる土壌がありこの様な社員は大切にしたいという思いからです。
また人生の各ステージでは年齢を重ねると一般的に支出が多くなると考えられ、年齢に関する生活給としての性格も大事にしたいという考えからです。
能力評価給だけではこの部分をカバー出来ません。
役職についても、50代の社員がいる一方、40歳で管理職に任用された社員もおります。
このように、年上の部下がいる者も多くいることから、完全な年功序列ということはございません。
弊社に限らず、会社は貢献度の高い人により高い報酬を払い、会社全体としてより高い利益を上げて成長していかなければなりません。
ただ成果を上げるには一定の努力が必要かと思います。
そのため、弊社でも成果を上げている社員へ還元できる公明正大な評価制度を整えています。