残業時間について
残業について2023年10月19日 公開
「残業なしには仕事が回らない」と見て不安に思っています。実情が知りたいです。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社はすべての職種において月45時間のみなし残業制を導入しており、多少なりとも残業が発生しますが、その時間を超えないよう、シフト管理・勤怠システムによる労務管理に努めています。
製造部門では拠点ごとに業務量のばらつきが生じていたため、エリア別に残業時間を共有し、全エリアでカバーし合えるよう取り組んでいます。
そのなかで、実際の残業時間は以下のとおりです。
弊社では、繁忙期と閑散期で残業時間に差がありますので、それぞれお示しします。
▼2022年度
■全社の平均残業時間
繁忙期(12月):38時間、閑散期(6月):17.5時間
■製造部門の平均残業時間:
繁忙期(12月):50時間、閑散期(6月):31時間
■販売部門の平均残業時間:
繁忙期(12月):28時間、閑散期(6月):9.5時間
上記のように、基本的にはみなし残業時間の範囲内で仕事を終えることが可能です。
一方、弊社では残業時間の削減にも取り組んでいます。
まず、月初に社員の残業時間をシステムで予測し、事前に部内で調整を行っています。
そのうえで、日々の勤務時間をシステムで管理し、残業時間が多い従業員がいれば部門長にアラートが届くため、残業時間の適正な管理が可能です。
さらに、冷凍保管が可能なものは閑散期に準備しておくなど、シーズンごとの波を計画的に調整し、繁忙期の業務量を削減しています。
また、多数の派遣社員に現場へ入っていただき、既存社員の負担をできるだけ軽減する対策も講じています。
上記の取り組みによって、できる限りみなし残業時間を超過しないようにしていますが、万が一、超過した場合は、もちろん法定の割増率を加算した残業代を別途支給しています。
今後も残業時間の削減に努め、従業員の働きやすい環境の整備に努めてまいります。