管理職の離職率について
離職率について2023年10月13日 公開
「管理職の離職率が高い」という口コミを見ましたが、実態について教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
確かに過去、管理職の社員が相次いで離職してしまう時期もありましたが、次のような取り組みを開始したことにより、2020年度から2022年度にかけて管理職の離職率は15.5ポイント改善し、4.5%となりました。
具体的な取り組みについてご説明いたします。
(1)管理職ポジションの内部育成
過去、外部の人材を管理職のポジションに登用することが多くあったため、必ずしも弊社のスタンスへの理解が深くない人材が管理職に就くこともあり、価値観の違いが離職につながるケースがございました。
しかし、現在は自社での育成に注力し、弊社の企業文化を十分に理解した社員を重点的に抜擢しています。その結果、管理職の社員の離職を防止することができていると考えています。
(2)採用戦略の見直し
かつて弊社が実施していた採用面接では、応募者のヒアリングを重点的に行っていましたが、現在は採用面接の場にて改めて弊社の価値観や理念を説明し、応募者の理解を深めていただくことにも力を入れています。そのうえで、応募者が弊社の価値観に共感できるかという点を確認するようにしています。また、応募者の上司となり得る社員が採用面接に同席するようにしています。これらの取り組みによって、弊社と応募者の価値観のすり合わせをより綿密に行うことが可能になりました。
今後も上記の取り組みを強化し、管理職の離職防止に努めてまいります。