評価制度について
評価について2023年12月18日 公開
考課制度の仕組みや流れについて教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社は、成果型職能資格人事制度を運用しています。
一般的な成果主義は実績としての達成率を評価しますが、当社は実績だけでなく、目標のチャレンジ度合いやプロセス、取り組み姿勢なども評価します。
仮に十分な実績が出なかったとしても、比較的入社歴の浅い社員であれば、決められたことにきちんと取り組めば努力が認められます。
考課制度の流れについて、具体的に説明いたします。
1. 6ヵ月ごとに設定した課題・数値目標に対する達成度と次期の課題・数値目標のチャレンジ度を、被考課者自身が自己考課します。
2.公平性を担保するために、上司にあたる2人が考課者となり、考課を実施します。
この段階で意欲面、能力面も考課します。
<考課者の例>
一般社員:一次考課者は課長、二次考課者は支店長
課 長:一次考課者は支店長、二次考課者は営業部長
3.全社の考課結果を人事で集約し、異常値や考課漏れなどのチェック・確認を行い、人事考課が最終決定します。
4.確定した人事考課に基づき、給与や賞与への評定を実施します。
5.給与(5月・11月)や賞与(6月・12月)への反映は、評定者による偏りをなくすために、上司の評定だけによらず、人事も積極的に関与します。
6.人事考課および給与への反映は、給与改定辞令の交付とともに、一次考課者からフィードバックを実施します。
7.フィードバックの結果は、被考課者から出た意見や質問などを記載し、考課者から人事に提出されます。
8.人事で内容を確認し、以降の運用に活用します。