離職率について
採用について2023年10月17日 公開
新入社員の離職率が高いのかが気になります。直近の推移を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
新卒社員の3年以内の離職率は、厚生労働省の調査に基づくと31.5%(※)が平均です。
一方、弊社の直近3年の離職率は13%(入社人数32人)で、5年間でも23.4%(入社人数47人)です。
このようなことから、世間一般の企業平均よりは低いと考えています。(2023年9月時点)
なお、通年採用社員は2020年度から2022年度までで計7人おりますが、離職者が1人も出ていません。(2023年9月時点)
平均勤続年数は19年を超えており、厚生労働省の調査に基づく国内企業平均12.3年を大きく上回っています。
定着率の向上に向け、新入社員には、メインとサブ2人のトレーナーを入社後1年間つけています。
トレーナーは、事業所メンバーの構成によっても異なりますが、早ければ入社2年目の社員や入社20年目のベテラン社員が務めることもあります。
仕事上はもちろん、プライベートのことなど、さまざまなことを気軽に頼れるのが、トレーナーです。
仕事終わりに食事に行って、コミュニケーションをとることなども会社としては、トレーナーに推奨しています。
また、3年目社員までは6ヵ月ごとに、人事による定期面談を実施しています。
面談の結果、会社として手を打てることがあれば、人事と所属長が連携して改善に乗り出す一方、直属の上司に話してほしくない内容であれば、本人の意向に沿いながら対応策を検討し、内密に進める配慮をすることもあります。
なお、離職理由は職場環境に関することより、家庭の事情や別の仕事への興味など個人的な要因が占めているのが実情です。
※参考:
新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)を公表します(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00005.html