
離職率について
離職率2025年7月25日 公開

若い社員が定着しにくいというような書き込みを見かけました。実際の離職率の数値や会社としての取り組みを伺えますでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、若手社員をはじめとする全社員が安心して働き続けられる環境作りに注力しています。
直近3年間における弊社の新卒社員(入社3年以内)の平均離職率は約22%です。
この数字はIT業界全体の平均である約30%を下回っており、安定した水準を維持しています。
背景としては、社員間のコミュニケーションを重視した組織運営や、定着につながる取り組みを継続的に実施してきたことによるものと考えています。
また、社員の定着率向上に向けて、以下のような取り組みを実施しています。
■ウェルビーイング施策の導入
社員の心身の状態やモチベーションを可視化するため、毎月3分程度のウェルビーイングサーベイを全社員に実施しています。
直属の上司へ匿名でコメントや相談を送ることも可能な仕組みを設けており、上司と面談機会が少ないSE職からも実際に活用されています。
心理的安全性の高い職場づくりと、早期のコンディション把握につなげています。
■帰社会(3ヶ月に一度)
社員同士の交流の場を設け、業務表彰や資格取得者の紹介を行っています。
社員の努力を称え、日々のモチベーションの向上につなげています。
■社内報の発行
社員一人ひとりのエピソードや挑戦を共有し、部門や拠点を越えたつながりを育み、社員間の一体感を醸成しています。
■教育制度の充実
新人研修に加え、2年目社員向けフォローアップ研修、リーダーシップ研修など、成長段階に応じた多様な学びの機会を提供しています。
また、外部の有料ITコンテンツ『ITCoCo』を無償提供し、技術力の向上やスキル習得を支援しています。
このような取り組みを通じ、社員が働きやすさとやりがいを感じられる職場環境の整備に努めています。
IT業界は変化が激しく、社員一人ひとりが自身のキャリア・スキルを常に見直す必要がありますが、弊社では「長期的に活躍していただける職場」を重視しています。
今後も、個々の成長と会社の活性化を両立できる企業を目指し、制度や仕組みをさらに充実させてまいります。