
コンプライアンス教育について
コンプライアンス2025年12月11日 公開

社員に対してコンプライアンス教育は実施していますか?社員が安心して働ける環境づくりの取り組みがあれば教えてください。
- 回答者
- HR統括本部/コーポレートコミュニケーション本部 本部長 八木 幸子(やぎ さちこ)
株式会社マーキュリーの八木です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社では、法令遵守を企業の根幹と捉え、コンプライアンス教育を年間を通じて実施しています。
学習はeラーニング形式で行っており、「個人情報」「貸与品の管理」「情報セキュリティ」「ハラスメント」など項目ごとにプログラムを分けています。
単なる知識習得に留まらず、就業先を想定した事例や過去のケースを基に説明することで、より実務に沿った理解ができるよう工夫しています。
また、社員が遵守すべき社内ルール、特に労働時間や賃金に関する法令遵守の重要性については、就業規則の周知徹底に努めています。
入社前の段階で勤怠ルール・勤務時間などの重要事項を確認し、入社後は社員向けポータルサイトからいつでも閲覧できる環境を整え、労働時間管理の適正化に繋げています。
社員が安心して働ける環境づくりの取り組みとして、コンプライアンスや職場環境に関する懸念や疑問を表明できる相談窓口を複数設置しています。
専門家に直接相談できるホットラインも設置しており、社員が不利益な取り扱いを恐れることなく、ハラスメントや法令違反に関する懸念を表明できる信頼性の高い体制を構築しています。
万が一ハラスメント事案や法令違反の疑いが確認された場合には、事実関係に応じて上長や法務部門が連携し、迅速かつ厳正に対応する仕組みを取っています。
これにより、問題が深刻化する前に社内で解決を図る機会を確保しています。
今後も社員が持つ疑問や懸念に対し真摯に向き合い、コンプライアンス教育とサポート体制の強化を継続してまいります。
