
長期休暇の取得について
長期休暇2025年8月8日 公開

平日休みであることに加えて、長期休暇が取りにくいという意見があった。実際の勤務形態と、休暇取得に関する制度や取り組みを教えてほしい。
- 回答者
- HR統括本部/コーポレートコミュニケーション本部 本部長 八木 幸子(やぎ さちこ)
株式会社マーキュリーの八木です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社の主な事業は、セールスプロモーションであり、店舗での接客業務に携わる社員が多く在籍しています。
来店数が多くなる土日祝日を中心にシフトが組まれるため、平日休みが基本となるケースが多く、結果として長期連休の取得が難しくなる場合があります。
ただし、このような業務特性については、採用時や配属前にしっかりと説明し、本人の希望やライフスタイルも踏まえて、配属先の決定を行っています。
長期休暇の取得については、事前に相談していただくことで、配属先の業務状況やシフト体制を考慮しながら、調整することが可能な場合もあります。
2024年度の有給休暇の平均取得日数は9.8日であり、計画的に連休を取得する社員も少なくありません。
こうした休暇取得がスムーズに進むよう、現場マネージャーとの連携や調整に意識を向けて取り組んでいます。
今後は、繁忙期を避けたオフシーズンでの長期休暇取得をさらに後押しし、事前申請による柔軟な運用を社内で周知徹底していく予定です。
また、管理者への教育も含めて、休暇取得の運用ルールを明文化することで、社員が安心して相談できる体制の強化を進めてまいります。
実際に、店舗勤務の社員には1週間程度の休暇を取得して帰省や旅行に充てる通例もあり、「相談すれば対応してもらえる」といった声も届いています。
今後も社員一人ひとりが安心して働ける職場環境づくりを目指し、制度と運用の両面から改善を進めてまいります。