
働き方と労働環境の整備について
人手不足2025年10月15日 公開

建設業界では、働き方や人手不足が課題だと聞くことがあります。貴社では、社員が長期的に安心して働けるよう、どのような環境づくりや業務効率化に取り組んでいますか。
ご質問いただきありがとうございます。
ご指摘の通り、建設業界全体にとって人手不足は重要な課題です。
弊社ではこの課題に対し、将来を見据えた人材の確保・育成と、社員一人ひとりの負担を減らす業務効率化の両面から取り組んでいます。
人材については、新卒採用を中心に計画的な確保・育成に力を入れています。
業務効率化の面では、書類作成を専門に行う「建設ディレクター」の導入や、ドローンでの現場写真撮影などを進めています。
また、工事報告書の製本などを内勤社員が手伝うといった、部署を超えた協力体制も整えています。
これらの取り組みの結果、2023年度の全社員の月平均残業時間は6.1時間となりました。
これは内勤社員も含めた平均値であり、施工管理職は工期の終盤などに業務が集中することもあります。
そうした繁忙期には、他の現場を終えて一時的に手の空いている社員がサポートに入るなど、チーム全体で業務量を平準化する体制を整えています。
こうした環境があるため、会社説明会などでは学生の方から「建設業界のイメージと比べて、休日が多くて残業が少ないことに驚きました」といったお声をいただくことも増えています。
今後も、社員が長期的に安心して働ける環境づくりを推進してまいります。
