
社内の人間関係について
職場環境2025年10月15日 公開

新しい職場での人間関係、特に現場でのコミュニケーションについてお聞きします。貴社では、新入社員がスムーズに職場に馴染めるよう、どのようなサポート体制を整えていますか。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、特に若手社員が安心してキャリアをスタートできるよう、入社2年目までを対象とした「メンター制度」を導入しています。
これは、悩みを一人で抱え込まず、気軽に相談できる相手がいる環境をつくるための取り組みです。
この制度の大きな特徴は、あえて所属部署の異なる、年齢の近い先輩(メンター)と後輩(メンティー)を組み合わせる点です。
直属の上司や同じ部署の先輩には言いにくいことでも、他部署の先輩になら安心して話せるという信頼関係の構築を目指しています。
月に一度の面談では、会社として「この夏に挑戦したいこと」といったプライベートなものも含め、いくつかの議題を設定することがあります。
これは、最初から仕事の話をするのが難しい場合でも、メンターとメンティーが互いの人柄を理解し、自然な対話が生まれるきっかけになれば、という考えからです。
実際にこの制度を始めてから、メンターとメンティーはもちろん、その周りの社員も交えて楽しそうに話す光景が増えたと感じています。
もちろん、ハラスメントなど会社が介入すべき問題については、安全衛生委員会が担当する匿名の相談窓口を設置し、適切に対応する体制を整えています。
今後も、一人ひとりの社員に寄り添った、温かいコミュニケーションが生まれる会社づくりを進めてまいります。
