産休・育休後の女性の働き方
女性の働き方について2020年6月16日 公開
結婚・出産後も長く働けるか心配です。結婚・出産後はどのような働き方が選択できますか?所属部署によって違いがありましたらお教えください。
- 取締役 人事統括本部長 大山 邦子
人事部の場合
まず、私達が働いている【人事部】には、現在4名の女性従業員が在籍しております。4人とも、結婚し子供がおります。みんな産休・育休をとり、復職いたしました。
管理部の場合
同様に、本社の【管理部】でも、結婚・出産を経験している女性従業員が多く在籍しています。管理部は時間の融通が利きますので、土日に必ずお休みをとることが可能です。管理部で産休育休をとった女性社員も、ほぼ100%復職していると思います。
現場(カトープレジャーグループ施設勤務)の場合
一方で、【現場(カトープレジャーグループ施設勤務の場合)】に関しては、【人事部】や【管理部】と比べると、結婚・出産後の女性が働くにはややハードな職場であるといえるでしょう。
現場で働く従業員には、「お客様にご満足いただけるサービスを提供すること」が第一に仕事をしていただきます。サービス業という職種柄、ときに急な残業や休日勤務が発生する可能性はございます。
現場は、お子さんがいらっしゃる女性従業員は少ないです。やはり、仕事と家庭の両立が難しいというのが正直なところです。
しかしながら、ある程度は各従業員の希望が叶うように配慮しております。現場で働く従業員の中にも、『時短勤務』という働き方を選択している社員はおります。東京では、今2名の女性従業員が産休に入っていますが、復職するときは、時短で16時半または17時まで、という働き方になると思います。
例えば、時短勤務社員Aさんの場合ですと、「勤務時間は9時半~15時半まで、土日はお休み」という勤務スタイルになっています。Aさんの場合、給与は復職前と比較して30%ほど減っていますが、その代わりに自分の求める理想のライフスタイルを実現しています。