
定着率について
離職率2025年9月10日 公開

入社後3年以内に半数が退職し、新人が何年も入ってこない部署もあると聞きました。実際の離職率や対応策はいかがでしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社における、入社3年以内(4年目~13年目 10世代平均)の離職率は以下の通りです。
2023年:10.1%
2024年:11.6%
2025年:12.7%
※いずれも3月末時点の数値
厚生労働省が2024年10月に公表した最新データ「新規学卒就職者の離職状況(2021年3月卒業者)」によると、大学卒業者の就職後3年以内の離職率は34.9%(※1)でした。
また「新規大卒業就職者の産業別離職状況」の建設業では2021年3月卒業者の就職後3年以内の離職率は30.7%(※2)となっています。
単純比較はできませんが、以上のことからいずれも弊社の離職率は全国平均を下回る水準であると考えております。
新卒採用にあたっては入社後のギャップを生まないよう、業務内容や職場環境についてできる限り正直に伝えていることもあり、早期離職の大きな偏りは見られていません。
退職理由についても特定の傾向はなく、多様な背景があると捉えています。
新人が配属されない部署があるとのことについては、部署の規模や組織再編の有無により、確かに存在します。
ただし、そのような部署ではキャリア採用を中心に人員を補っており、体制上の支障は発生していません。
新入社員の定着支援としては、入社3ヶ月、6ヶ月、1年半のタイミングでフォローアップ面談を行い、業務面・メンタル面の両面から継続的なサポートを行っています。
また、配属決定時には会社が一方的に部署を割り当てるのではなく、本人との面談を通じて希望や適性を考慮しています。
今後も定着率の向上に向けて、配属の透明性や本人意向の反映、フォローアップ体制の強化を続け、働きがいと安心感のある環境づくりに努めてまいります。
引き続き、現場に根ざした改善を積み重ねてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。