
地域貢献活動の事例と背景について
社会貢献・CSR2026年2月24日 公開

地域貢献に興味があります。具体的な取り組みや、その背景にある考え方について教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では、「自分たちの技術や活動を通じて、地域の若い世代に会社の存在を知ってほしい」という想いを原点に、地域社会への貢献活動を行っています。
具体的な事例として、北海道の北見事業所が行っている北見北斗高校の伝統行事「強行遠足」への技術支援についてご紹介します。
■アナログからデジタルへ、15年以上の継続支援
もともと、この行事は、生徒が持参するカードに先生が時刻を手動で押印するというアナログな運営でした。
人手がかかる上に集計ミスも起きやすいという課題に対し、弊社から「システムで解決しませんか」と提案し、2008年から支援を開始しました。
現在はICカードとクラウド技術を活用し、関門を通過する生徒のデータをリアルタイムでサーバーに送信する仕組みを構築しており、利用者の要求事項を踏まえて年々バージョンアップしています。
■「安全」を守るITの力
このシステムの最大のメリットは、保護者や先生方がスマートフォンから「誰がどこにいるか」を即座に確認できる点です。
実際に2023年の大会では、途中で雷が発生し競技が中断されましたが、このシステムのおかげで全生徒の現在地を正確に把握でき、速やかな招集と安全確保に大きく貢献しました。
■エンジニアの成長と採用への効果
この活動は、単なるボランティアにとどまらず、新しい技術を試す技術的な挑戦の場になっています。
また、「計測のやり直しがきかない」という本番特有の緊張感が、エンジニアとしてのスキル向上に繋がっております。
活動当初は先生方から懐疑的な声もありましたが、地道な改良と現場対応を重ねたことで信頼関係が生まれ、現在では学校側と一体となった運営が実現しています。
また、このシステムに感銘を受けた学生が弊社への入社を希望してくれるなど、採用面でも嬉しい効果が生まれています。
今後も、リコーITソリューションズならではの技術力を活かし、地域課題の解決と社員の成長がリンクするような活動を推進してまいります。
