若手社員のスキルアップについて
スキル・キャリアアップ2024年9月17日 公開
「仕事を覚えた後はルーティンワークになりがちで成長しづらい」と口コミにあったのですが、本当ですか。
ご質問いただき、ありがとうございます。
MDB(※)部門に対する、少し前の状況に言及する口コミだと思われます。
MDBの業務は、かつては会員企業からの問い合わせに対して、主に社内データベースで求められた情報を検索し、提供するスタイルでした。
比較的簡単な問い合わせが多く、それに対応することを「ルーティンワーク」と表現した可能性があります。
しかし現在、そのような問い合わせに関してはデジタルサービスによって、人を介さずに対応できるよう仕組みが整備されています。
そのため社員の主な業務は、デジタルサービスでは対応できない問い合わせへの対応です。
このように、現在はルーティンワークとして対応することは難しく、高い知識や経験が求められることから、成長を実感できるシーンは増えていると考えています。
一方で、一定のスキル習得後、次のスキルアップに繋がる明確な道筋が見えにくいという課題がございます。
上記の課題を解決するため、いくつかの標準的なキャリアルートを示しつつ、各社員と対話をすることで各自の志向に合わせたキャリア形成の支援に取り組んでおり、テーマ別にスキル向上のための勉強会や研究会も実施しています。
また、成長を志向する社員のモチベーションを高く維持するため、以下の仕組みを導入もしくは導入予定です。
■各自のミッションを設定
全体のビジョン実現、成長に向けて、一人ひとりがどのような役割を担っていくか裁量をもって主体的に関われるよう、自身のミッションを意識して業務にあたることができます。
■社内に貢献度を共有
各自の隠れた貢献が会社全体で見える化されるよう、「賞賛」を奨励する仕組みを外部から導入し、構築を進めています。
■チャレンジ加点および表彰制度
通常の評価項目以外にチャレンジ加点枠を設けており、内容によって大きく加点される可能性があります。
また、年間で最もチャレンジ加点が多かった社員は、表彰制度(JMAR AWARD)においてチャレンジ賞が与えられ、全社員が集まる会議の中で表彰されクリスタル製の盾と金一封を授与しています。
なお、入社間もない方を対象とした賞も設けています。
今後も社員が自身の成長を実感し、前向きな気持ちで業務にあたれるよう、仕組みと体制を強化してまいります。
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