
ワークライフバランスについて
ワーク・ライフ・バランス2025年10月1日 公開

リモートワークを取り入れる企業も増えていますが、御社では導入や運用についてどのように検討されているのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では現在、全社的なリモートワーク制度は設けておりません。
新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった時期に一部の部署でリモートワークを試行したことはございますが、その際には業務効率の低下が見られました。
例えば、対面であれば短時間で解決できる内容が、オンライン会議や電話ではかえって手間がかかるなど、現場の運営に支障が出るケースがありました。
弊社の社員の多くを占めるメカニックや部品担当、サービスセンター業務は、実際の車両や部品を扱うため、物理的にリモートワークが困難です。
営業職についても、独自の社内ネットワークやシステム、書類管理の都合上、出社が必要となる業務が多く存在します。
本社機能の一部でリモート勤務が可能ですが、対象者は全社員の中でもごく一部に限られているのが実情です。
その一方で、出社による社員同士のコミュニケーションや情報共有の重要性を改めて実感しています。
特に当社のように複数部門が連携してお客様対応を行う体制では、日常的な顔を合わせたやり取りが成果に直結しており、会社としても重視しています。
今後も業務の特性や効率性を踏まえつつ、社員が働きやすく成果を出しやすい環境づくりに努めてまいります。
働き方の多様性を完全に取り入れることは難しい部分もありますが、業務改善や制度の工夫を重ね、社員が安心して働ける体制を進化させていくことを目指しています。
