
海外拠点の実情
将来性について2022年12月22日 公開

「海外の拠点はずっと赤字」という口コミを見ましたが本当でしょうか。
ご質問いただきありがとうございます。
いいえ、複数の海外拠点で黒字化しておりますので、いくつかご紹介いたします。
インドネシア子会社では、2020年以降利益が得られるようになり本社への利益還元も始まっています。
2012年の設立時は商社として事業を始めましたが、2016年から自社工場にて専用機製造を開始しました。
現在は3名の日本人のもと55名の現地スタッフを抱えるまでに成長しております。
現地スタッフの技術の向上、日本人出向者の営業努力により今後もさらなる売上増加を見込んでおります。
次に、タイ子会社は2013年、2014年と黒字化しております。
しかし、2015年以降の軍事政権の長期化により経済が悪化したこともあり、自動車生産台数も減少を続け、弊社も採算割れとなりました。
工場の設備投資が重しとなっていると考え、2017年に製造部門を閉鎖、スリム化をした結果、赤字幅は77%縮小しています。
2022年には精密計測機メーカーを事業譲受し、日本人1名と15名の現地スタッフでタイにおける事業の継続・回復を目指しております。
海外拠点はどうしても海外情勢の影響を受けてしまいますが、
業績が悪化した場合でも短期間で対策を打ち出し、その影響を最小限に留めるよう尽力しております。
大手企業でも一部の事業所が赤字になることは珍しくなく、
弊社ではコロナ禍でも会社全体の業績は年々上がっておりますので、ご安心いただければと存じます。