
会社の将来性・成長性について
会社の将来性2025年2月18日 公開

「ニッチな業界を上手くついて稼いでいるが、事業拡大しない限り他国メーカーなどに負けるのではないか」という投稿を見ました。今後の経営計画を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
弊社のビジョンについて回答いたします。
弊社は産業用ロボット市場に属する事業を展開しており、中でもパレタイジングという市場における占有率は業界トップクラスと言える実績です。
2035年に10兆円規模になると予想されているロボット市場で、特に注目されているのが産業用ロボットであり、今後ますます市場が拡大していくことが予想されます。
そのため、新たな市場への進出ではなく、拡大が見込まれるかつ弊社が強みを持つ「産業用ロボット市場」や「パレタイジング市場」にて事業拡大を進めていく方針です。
2019年までの4カ年にわたる中期経営計画では「事業や企業規模の拡大」などを推進。
物流業界の需要増などの追い風もあり、業績は非常に好調でした。
現在は、2020年度からスタートした新たな中期経営計画を推進しております。
本計画の大きなテーマは「企業体質の強靭化」です。
規模の拡大はしばらく追わず、売上・事業の拡大を目指すための事業基盤強化に注力します。
現時点では以下のような施策を推進しております。
・生産効率の見直し
・人材育成の強化(研修制度の拡充など)
・営業支援ツール、社内チャットなどDXの推進
・開発人員の増強による開発部門の強化
本計画はさらなる企業としての進化や、優位性のある商品開発、未来の売上・事業拡大のために必要だと考えており、今後さらに飛躍するための重要な期間と捉えています。
引き続き、業界の未来を見据えつつ、ときには柔軟に変化することを厭わない経営を行います。
そして、社員がより安心して仕事に励むことができる強靭な企業の構築を目指してまいります。