人手不足解消について
人手不足について2023年10月2日 公開
飲食業界は人手不足が深刻かと思いますが、どのように対処していますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
人手不足を解消するため、業務の省力化と人員確保の両面で取り組んでいます。
例えば、那覇空港の飲食店舗で省力化が期待できる配膳ロボットを試験的に導入し、スタッフの歩数ベースで30%の工数削減につながっているというデータも得られました。
その他、バックオフィス業務でもDX化(アプリ開発や勤怠管理やさまざまなデータのクラウド化等)を推進しており、仕事の効率化を進めています。
実績としても、年間でおよそ1,800時間の圧縮に成功いたしました。
それだけでなく、勤怠管理をクラウド化したことで、従業員の勤務状況が集計しやすくなり、従業員の働き方改革の推進にも繋がっています。
なお、人員確保に向けては、全社的な採用強化はもちろんのこと、いわゆるスキマバイトサービスを活用し、スタッフ不足を補えるようにもしています。
さらに風通しを良くし社員がより働きやすい環境づくりのために、リクエストボックスという目安箱の設置や、コミュニケーションを取りやすいようチャットツールの導入も行っています。
質問者様のご指摘のとおり、人手不足は飲食業界全体の課題です。
一朝一夕には解消できませんが、さまざまな工夫を凝らしてスタッフの業務負担軽減とサービス向上の両立を目指してまいります。