有給休暇について
休日・休暇について2022年7月11日 公開
貴社の有給休暇取得について「有給消化率は0%」「有給を使おうとしたら断られました。」といった悪い情報を見かけました。本当に有給休暇は取得できないのでしょうか?事実ではない場合、実際の有給休暇取得率や、有給休暇取得率向上のための取り組み等を行っていたら教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
ご質問者様が抱える有給休暇に関する不安を少しでも軽減されるよう、できる限り弊社の実情をお話できればと思います。
まず、厚生労働省が発表した「令和3年就労条件総合調査の概況」では、令和2年度の全国平均の有給休暇取得率は56.6%となっております。
医療・福祉関係においては58%という数字です。
弊社の過去4年の有給休暇取得率の推移をご紹介すると、2018年度は65.6%、2019年度は71.6%、2020年度は79.5%、2021年度は前年より少し下がりましたが78.8%です。
このように全国平均よりも高い数値になっております。
また、社員の有給休暇取得率向上のための取り組みとして、職員からの「改善活動計画書」の提出により、「有給休暇届」の書式の改正を実施いたしました。
これまでは自分の有給休暇がどの程度あるのかを気にしていない社員もおりましたが、改定をしたことで有給休暇の残日数を把握できるようになり、自己管理・自己責任で取得できるようになりました。
一覧で記入できるようになったので、新しく制度化された「時季指定」の有給休暇も一目でわかるようになり取得しやすい環境に変化しています。
以上のことから「有給消化率は0%」「有給を使おうとしたら断られました。」といったような情報は事実ではございませんのでご安心ください。
今後もさらに有給休暇が取得しやすい環境になるよう、日々改善に向けて動いておりますので、ご意見などあればお聞かせ願えますと幸いです。