出産後の働き方について(営業職)
働き方について2024年11月13日 公開
「子供を持ったら、営業の仕事は続けられない」という口コミを見ました。出産後も営業職として働くことは難しいのでしょうか?
コニージャパン人事部です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
出産後の職種や雇用形態は、できる限り本人の意思を尊重しております。「お客様にご迷惑をおかけしない」というのが絶対条件になりますが、この条件を満たせるのであれば、出産後も営業職として働くことは可能です。
しかしながら、「結婚」を理由に働き方を変える社員は殆どおりませんが、「出産」を理由にそれまでの働き方を大きく変える社員は多いのが現状です。弊社の場合、女性の営業職社員の多くが、「出産」を経て復職する際に、営業職から事務職にキャリアチェンジをしています。
その背景には、やはり「小さい子供がいる状態で、営業職という働き方を続けること」の難しさがあると思います。これは弊社に限らず、他の会社の営業職も同様だと思います。
弊社は、個人宅を専門にリフォーム・リノベーションを提供している会社です。営業職は、工事の提案や進捗確認などで、お客様のご自宅を訪問することが主な仕事となります。
そのため、営業職は原則「テレワーク」という働き方はできませんし、子供の体調不良などを理由に、お客様との大事なアポイントをキャンセルするようなことはあってはなりません。
本人が「出産後も営業職として働きたい」と申し出た場合は、会社としては最大限に認めてサポートいたします。
加えて、お客様との大事なアポイントをキャンセルしないために、例えば「子供の急な体調不良が発生した場合の子供の預かり先を確保しておく」などの準備をお願いしております。
ただし、これには本人だけなくご家族のサポートが必要となりますので、無理に営業職として復職するように強制するようなことはありません。
営業職から事務職にキャリアチェンジをする社員が多いのは、このような背景がございます。
会社としては、本人の希望に沿った働き方が実現できるように、今後も精一杯サポートしてまいりたいと考えております。