断熱性能に優れた窓の素材について
商品orサービスについて2024年7月25日 公開
断熱性能を高めるには窓を小さくしたり、窓の数を減らす必要があると知りました。他にも窓ガラスや窓サッシの素材や種類によって、断熱性能を高めることもできるのでしょうか?
貴重なご質問をいただき誠にありがとうございます。
まず、気密性(断熱性能)については、以下にて詳しく回答しておりますので、ご興味のある方はこちらも合わせてご確認ください。
気密性(断熱性能)について - 企業が口コミ・評判へ回答するポータルメディア「kai」
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上記でも回答いたしましたが、クレバリーホームは快適な住環境には「光」と「風」が大切だと考えております。そのため、気密性(断熱性能)を高めるために、窓の数を減らしたり、窓を小さくしたりことはあまりおすすめしておりません。
いただいたご質問にもあった通り、窓ガラスや窓サッシの素材や形状を工夫することで、断熱性能を高めることは可能です。
クレバリーホームでは、断熱性能を高めるために、以下の窓ガラスや窓サッシをご用意しております。(※お住まいのエリアによって、ご提案内容は異なります。)
<窓ガラスの種類>
・シングルガラス(ガラス1枚)
・ペアガラス(ガラス2枚)
・トリプルガラス(ガラス3枚)
ガラスの枚数を増やすことによって、断熱性能が高められます。「大きな窓を作りたいし、断熱性能も高めたい」というお客様にはトリプルガラスをおすすめしております。
なお、ペアガラスやトリプルガラスの中にもさらにさまざまな種類があり、「ガラスとガラスの間に空気が入っているもの」「ガラスとガラスの間を真空にするもの」「ガラスとガラスの間にガスを注入して、より断熱性も高めているもの」などがあります。
クレバリーホームでは、「断熱性能を高めたい」というお客様に対しては、寒冷地ではペアガラスまたはトリプルガラス、九州・関西・関東エリアではペアガラスをおすすめすることが多いです。
<窓サッシの種類>
・アルミサッシ
・樹脂サッシ
・アルミと樹脂の混同サッシ
断熱性能を高めると、外気温と内気温の差が激しくなるため、結露が発生しやすくなります。「アルミサッシ」よりも「樹脂サッシ」の方が、結露が発生しにくくなるため、寒冷地では「樹脂サッシ」が一般的です。
しかしながら、「樹脂サッシ」は「アルミサッシ」よりも高額になるため、コストを押さえたい場合は、「アルミと樹脂の混同サッシ」も有効です。「アルミと樹脂の混同サッシ」は、「内側が樹脂」で「外側がアルミ」という構造なので、結露が起きにくくなっています。
クレバリーホームでは、東北や北海道などの寒冷地は「樹脂サッシ」、関東や関西や九州などの地域では「アルミと樹脂の混同サッシ」を推奨してきましたが、最近では地域に限らず「樹脂サッシ」をおすすめしています。
<窓サッシの形状>
・縦すべり窓(たてすべりまど):縦軸を中心として窓が外部に回転する構造の窓
・引き違い窓(ひきちがいまど):左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する窓
サッシ自体の形状を工夫すれば、断熱性能は上がります。「引き違い窓」はサッシの重なる部分から熱が逃げたり、風が入ったりするので、断熱性能はあまり高くありません。
そのため、高い断熱性能を求める場合は、サッシの形状は「縦すべり窓」にすることをおすすめしております。クレバリーホームの場合、寒冷地では「縦すべり窓」が一般的です。
このように、「窓の種類」「サッシの種類」「サッシの形状」の3つにこだわることによって、断熱性能を高めることができます。
クレバリーホームのHPでも詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひ以下サイトもご覧いただけますと幸いです。
断熱性能│構造・技術│クレバリーホームの家づくり│【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー
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