従業員教育について
教育制度について2023年2月1日 公開
「入社後の教育制度が未熟」という口コミを見たのですが、実際に運用している教育制度があればお聞かせください。
ご質問をいただきありがとうございます。
まず、新卒者には3カ月間の新人研修を行っています。
最初の1カ月間は各部署でどんな人が、どんな仕事をしているのかを知り、その後2カ月間は栃木県の工場の生産ラインで実際の製品がどのように組み立てられているのかを学ぶ流れです。
新卒者を生産ラインに派遣する試みは今年度スタートしたばかりですが、「現場の作業に加わって製品に触れられたのは良かった」「現地の土地柄を肌で感じることができ、将来的に工場に配属されたとしても生活をイメージしやすくなった」と好意的な意見が相次ぎました。
即戦力となることが期待される中途採用者(経験者)についてはOJTが基本となっており、より力を発揮していただきやすいように、早期に多くの現場経験を積んでいただくことを優先しております。
もちろんOJT以外にも制度があり、例えば技術職にはスキルアップを目的とした外部セミナー(半導体デバイス製造プロセス、回路設計、プログラミング技術セミナーなど)を受けられる環境も用意しております。設計、エンジニアリングなど細かいニーズに応えられるようにセミナーメニューを選定し、年間で20~30件ほどのセミナーを継続的に受けていただくことが可能です。
弊社の従業員はそれぞれ専門的な仕事をしており、クライアントの細かい個別ニーズに応えることもございますので、基本的には現場経験を積んでいただくことがよりよいと考えております。
しかしながら、OJTの指導内容が属人的になってしまわぬよう、現場ごとのマニュアル策定やさらなる教育制度の充実も順次検討を進めております。
教育制度の改良のみならず、透明性や質の高い制度を確立する上では、第三者の意見も重要だと考えておりますので、外部のコンサルタントの協力を積極的に仰いでいる側面もございます。
よりよい職場環境・制度構築のために引き続き尽力いたします。