
売上状況や今後のビジョンについて
会社の将来性2025年7月15日 公開

直近売上が下がった期があったようなのですが、その背景や今後のビジョンを教えて下さい。
ご質問をいただきありがとうございます。
おっしゃるとおり、2024年8月期の売上は前年比減となりました。
この背景には、弊社の事業の大部分を占める半導体業界全体の景気変動が影響しています。
このような市場全体の調整局面は、半導体業界に属する企業としては避けられない側面もございます。
しかしながら、弊社はこの状況を一時的なものと認識しており、長期的な視点で見れば、半導体市場は今後も力強く成長を続けるものと確信しています。
むしろ、弊社としてはこの期間を次なる飛躍に向けた重要な準備期間と捉え、未来への投資を積極的に行ってまいりました。
具体的には、将来の需要増に対応するためのベトナム第2工場を建設し、生産キャパシティと効率の向上を図っています。
また、生産プロセスの継続的な改善や、市場のニーズに応える新製品の開発にも注力し、競争力の強化に努めています。
弊社は、5年後の目指すべき姿として「連結売上高400億円」という具体的な目標を掲げております。
その実現に向けて、以下の多角的な取り組みを強力に推進しています。
・生産力のさらなる強化とサプライチェーンの最適化
・設計開発体制の拡充による次世代技術の創出
・グローバルな営業・技術サービス力の向上と顧客基盤の拡大
・新たな量産製品の事業化
弊社の強みは、日々進化する半導体製造プロセスに対応する製品開発力、電源専業メーカーとしての高い専門性、そしてグローバルな技術サービス力にあります。
こうした揺るぎない技術基盤と市場への深い理解を活かしながら、今後もより付加価値の高いソリューションを提供し、さらなる発展を目指してまいります。