事業展望について
企業の将来性2024年9月2日 公開
「将来性がない会社」とネットに書き込みがあったのですが、今後の見通しや事業展望があれば知りたいです。
ご質問をいただきありがとうございます。
以前は自動車産業の売上比率が高く、コロナ禍には海外との取引を中心に影響を受けました。
しかしながら、その後は新規分野の事業を拡大してリスク分散を図り、売上も回復傾向にあります。
なお国内3社・海外6拠点からなるYUTAKAグループの中期事業計画(YUTAKAビジョン2030)では、総従業員数を2倍以上の1000名、売上高を5倍以上の500億円を目標に掲げています。
新規の取り組みとしては、2023年秋には自動車業界で培ったノウハウを活かして航空機業界の自動化に挑戦するプロジェクトを本格化し、航空機の胴体組み立て自動化システムを完成させました。
今後は航空機メーカーへのシステム提案も目指しています。
またEVのさらなる普及を見据えて、車載用リチウムイオン電池向けに気密性能を調べるリーク(漏れ)検査装置の開発・製造拠点となる豊電子工業第5工場を2023年12月に竣工しました。
2024年2月には佐賀県のロボットシステムインテグレーター(佐賀プラント工業)の子会社化を進めるなど、目標達成に向けて着実に計画を進めています。
弊社の技術は多岐にわたり応用が可能なこともあってか、ありがたいことに様々な業界からのお引き合いが増えています。
事業の拡大に向けては様々な分野の知見も欠かせず、そのために必要となる多彩なスキルを持つ人材の採用を積極的に進める方針です。
これからも「ロボットシステムインテグレーターのリーディング企業」としての価値と存在感を高め、産業界を通じて日本および国際社会の発展に寄与してまいります。