ボトムアップについて
企業の方針2024年12月12日 公開
「一社員が意見を唱えても、上司や会社には相手にしてもらえなかった」という口コミがあったのですが、実態はいかがでしょうか。社員の声を採用した例はありますか。
- 管理部課長 奥野 秀学
ヨシダ工業株式会社の奥野です。貴重なご質問をいただきありがとうございます。
弊社は社員一人ひとりの意見が組織の発展において重要だと考えており、特に近年、社員の意見が反映されやすい仕組みづくりに取り組んでいます。
かつては社員の提案が十分に受け入れられていないと感じる場面もあったかもしれませんが、2022年からエンゲージメントサーベイを導入して、上長や会社への意見を定期的に集めて課題を把握し、組織運営に反映する仕組みが整備されました。
また、トップダウンの体制から社員の主体性を尊重する体制へと移行したことにより、業務改善プロジェクトや新しい社内制度の導入など、社員の意見を積極的に取り入れられるようになりました。
たとえば社内報を作成するしんぶん部の創設や、会社の景観をきれいに保つお掃除大作戦、来年5月にBBQ&アスレチックツアーを予定している旅行イベントの実施など、社員同士の交流や職場環境の向上に役立つプロジェクトがスタートし、社員の満足度向上にもつながっています。
さらに2023年には人事評価制度を見直し、透明性を高めた評価基準を導入しました。
この評価基準では、社員一人ひとりの成長をサポートするだけでなく、公平性を重視しています。
また、若手や女性社員の抜擢人事も進めており、社員が意見を発信しやすい環境を整えています。
今後も社員の声を反映した柔軟な組織づくりを進め、さらなる体制強化や改善に取り組んでいきます。