サービス残業について
残業2024年11月5日 公開
「管理職だといくら残業しても残業代が出ない」という口コミを見ました。サービス残業があるのではないかと不安です。実態を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
まず、2023年度の管理職の月平均所定外労働時間は28.5時間であり、特別に残業時間が多いということはございません。
さらに、管理職のうち一部の社員は給与にみなし残業代が含まれており、その時間を超えて残業した場合は、もちろん超過分を全額支給しております。
なお、社員によって異なるものの、約30時間程度のみなし残業代を設けております。
また、みなし残業制度を採用していない社員については、当然ですが残業代をお支払いしております。
そのため、残業代が出ないということはございません。
管理職に限ったことではありませんが、残業時間を適切に管理し、残業代を適切に支払うための取り組みとして勤怠管理は大変重要であると考えております。
具体的には、出退勤の時間は各自がタイムカードと作業日報で管理しております。
総務の担当者が全社員の出退勤時間を毎日把握し、例えば月42時間を年6回超えてはならない、月80時間を超えてはならない、単月で100時間を超えてはならないといったように、働き方改革に即した残業時間の管理を行っております。
各部署長も部下の残業時間を把握しており、規定の時間を超えそうな社員がいるときは適宜業務量の調整を行っております。
また、その日に残業が必要になるかどうかは部署長が業務の進捗を見て判断をいたします。
今後も適切な労務環境の維持に努め、社員に不利益が生じないよう注意を払ってまいります。
※みなし残業制度とは、あらかじめ定めた残業時間分の給与が支払われる仕組みで、実際の残業時間に関係なくその金額が固定される制度です。