
システムによる工事管理について
職場環境2025年11月25日 公開

工事の計画から完了までをどのようなシステムで管理していますか?担当者任せにならない運用や透明性・安全性の確保について具体的に教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社は着工前から完了までの全工程を複数のアプリケーションとグループウェアで一元管理しています。
着工前の段階で、工程表の作成、安全書類の登録、グリーンサイト(建設業界の労務・安全衛生管理書類を作成・提出できるシステム)への各種登録、社内の引継ぎ会議、近隣挨拶文や提出書類の準備までをシステム上に紐づけ、未完了の手順が残らないようにチェックポイントを設定しています。
工事中は日報・月間工程表の入力と写真・記録の蓄積を義務化し、進捗と品質を可視化します。
担当者が独断で手順を省くことができないワークフロー設計と履歴が残る運用により、万一の不具合が生じた際も原因を迅速に特定できます。
お客様から管理状況の確認を求められた場合は、システム画面を提示して作業履歴や承認経路をその場で説明できるため、透明性への信頼につながっています。
社内では「大企業でも導入が難しいレベルまで踏み込んだ管理」との評価もあり、今後は標準の見直しと教育コンテンツの拡充を重ね、より安全でオープンな現場運営を進化させてまいります。
