現場が意見をあげられる組織風土
社風について2024年2月16日 公開
約1年半前の口コミで「現場が求めているものを、経営層が汲み取っていない」という書き込みがありました。実態はいかがでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
まず前提として、本来の考え方は「現場が求めること」は、組織の中で上に上がっていくべき、「経営が求めていること」は、組織の中でエスカレーションされていくべきと考えています。
その前提に対しては書き込みの通り、以前は良くも悪くもフラットな社風で、自由に他部署とコミュニケーションをとり、自由に発言が行われておりました。もちろん良い面もございますが、かたや各部署が各々に、個人が個々に、それぞれのマネジメントや発言をする傾向も否めませんでした。また、責任が伴わないことから、積み重ねと共に現場と経営層の認識にズレ(ちぐはぐさ)が生じていったと捉えております。
2023年に磯部塗装のグループ会社として新たなスタートを切った際、まず組織の再構築に着手しました。正直に記載いたしますが、残念ながら退職する者が出たことは事実であります。
ただし、結果としては指揮命令を含め、情報伝達がかなりシンプルになりました。記載のある「現場が求めているもの」が、会社内の多方面に発信されていつの間にか消えてしまうという状況も減り、上へ上へとシンプルにのぼり、権限を持つ者まで到達し適切な判断ができる仕組みになりました。
今後、より経営と現場の認識の違いが発生しないよう努めてまいります。