
業務負担の軽減について
仕事内容2025年7月16日 公開

「介護業務は力仕事が多いので疲れる」という口コミを見たのですが、業務負担の軽減には取り組んでいますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社では、介護現場における職員の身体的負担軽減と安全確保を重要な課題と捉え、様々な側面から取り組みを行っております。
まず、ご利用者様の状態に応じた適切な福祉用具の導入を進めており、シャワーチェアやリフト、すべり止めシート、スライディングボードなどを積極的に活用することで、介助の際の負担やリスクを軽減しています。
事故防止の観点からも、複数名での介助体制の確保やマニュアルの整備・遵守を徹底し、安全性の高い業務運用に努めております。
また、職員の身体的健康を守るため、正しい姿勢や力の使い方を学ぶ「ボディメカニクス研修」を定期的に実施しています。
研修を通じて、日常業務に即した介助方法を身につけ、無理のない動作を行えるよう支援しています。
現場の声を取り入れた業務改善にも力を入れており、各施設においては業務改善を目的とした委員会を設置いたしました。
実際に、「入浴対応が午前中に集中して負担が大きい」との声を受け、午後にも入浴枠を設けて業務を平準化する対応が行われたケースもあります。
こうした取り組みの結果、「以前より無理のない介助ができるようになった」「自分の身体に不安なく働けるようになった」といった職員の声も多く寄せられております。
今後も、体への負担をかけずに続けられる介護を目指して、現場からの声を取り入れながら継続的な改善を行います。
年齢を問わず、職員が長く安心して働ける職場環境づくりに全力で取り組んでまいります。