
資格取得支援制度の利用条件について
資格2025年7月16日 公開

「資格取得の支援制度があるが、制度を利用すると3年間は退職できない」という口コミを見ました。実際はどうなのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社では、全ての職員が安心して長く働ける職場づくりに取り組んでいるとともに、介護職としての専門性向上を支援する目的で「資格取得支援制度」を設けています。
本制度は、介護職員初任者研修、実務者研修、社会福祉主事任用資格等を対象とし、該当資格の取得にかかる費用を会社が一時的に貸付の形で立て替える仕組みです。
その後、3年間継続して勤務した場合は、貸付金の返済を免除することで、働きながらスキルアップを図る方を会社として全面的に後押しします。
制度利用にあたっては、制度の趣旨を丁寧にご説明したうえで、書面での同意を得て進めています。
また、3年未満で退職された場合は、同意書の内容に基づき返済が必要となる場合がございますが、制度の目的をご理解いただいたうえでの運用としております。
取得した資格に応じた手当も支給しており、有資格者としてのスキルや努力が待遇に反映される体制となっています。
この制度は「教育投資を会社と職員で共有し、職員の専門性と現場力の強化に資する」ことを目的とした仕組みであり、現場での知識と技術の還元を重要視しています。
さらに当社では、資格取得支援制度にとどまらず、以下のようなキャリア支援・福利厚生制度も充実させています。
– キャリアパス支援制度(施設長候補への推薦制度等)
– 勤続表彰制度(5年・10年など)
– 子育てと両立可能な短時間勤務制度
– 負担軽減を目指したシフトの見える化推進
当社は、これからも職員一人ひとりの成長や働きやすさを大切にし、「資格・経験・想い」が長く活かされる職場づくりを進めてまいります。
また、制度設計においては、現場の声を丁寧に聞きながら、「使いやすく、納得感のある仕組み」となるよう、柔軟に見直しや改善も行ってまいります。