
評価制度について教えてください
評価2025年6月11日 公開

評価制度が不透明で運用されているかがわからないという口コミがありました。現在の評価制度はどのようになっておりますか?
ご質問いただきありがとうございます。
評価基準が不透明であるという点について回答いたします。
評価制度の不透明さに関するご指摘は、2020年以前の制度運用に関するものと推察しています。
当時は評価結果がどのように決定されているのかが見えにくい状態で、賞与額の算出基準なども明確に共有されていなかったという実情がありました。
この点については、会社としても課題があったと認識しています。
こうした反省を踏まえ、2021年より新しい人事制度を導入しました。
制度の中核には、公正・公平・透明という3つの観点を据え、目標設定と評価のプロセスを大きく見直しています。
具体的には、各社員に対して年初の目標設定面談とフィードバック面談を行い、業務の進捗や成果を明確に確認する機会を設けています。
評価自体も1次評価・2次評価に加え、評価会議による目線合わせを行うことで、恣意的な判断を避ける運用体制を整えています。
そのうえで最終的な評価を決定し、本人へフィードバックを実施するというプロセスを徹底しています。
また、等級制度や評価のルールは社内イントラネット上に公開しており、社員は自身のキャリアステップや評価基準をいつでも確認できます。
自分がどのような点に注力すべきかを把握しやすい仕組みです。
評価基準を明文化しても一律の解釈が難しい部分もあるため、上司との面談を通じてすり合わせを行うことが前提となっています。
運用の透明性を高めることだけでなく、社員一人ひとりが納得感を持てるプロセスを重視して制度を改善してきました。
これからも、より納得感と成長実感のある評価制度の運用を目指して、制度の見直しと運用の精度向上に取り組んでまいります。