海外事業について
会社の強み2024年9月26日 公開
「国内事業は安定しているが、海外事業は十分に展開できていない」という口コミを見ました。実態について教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
2023年度の売上高における海外事業の割合は、国内事業を上回る61.7%(約500億円)を占めています。
地域別の売上高は、日本38.3%、アジア16.5%、中東13.4%、その他地域31.8%であり、中東地域のみならず様々な国に展開しています。
今後は、エジプトを中心とした北アフリカへの進出を計画中です。
海外事業の中でも、海水淡水化用ポンプは弊社の強みの一つです。
海水淡水化分野において40年の実績があり、世界トップ20の海水淡水化プラントのほぼすべてにポンプを納入しています。
この海水淡水化分野において、現在、欧州の企業と連携し、深海での海水淡水化技術の開発を進めています。
海水淡水化は陸上で行うのが通常ですが、これを深海で行うための研究に参画しています。
深海で行うことによって、陸上に比べて大幅なエネルギー消費の削減と必要な土地の削減が可能で、そのため、脱炭素社会のニーズにも合致しており、非常に期待されています。
必要な場所に「水」を届けるという使命は、社員にとっても大きなやりがいとなっています。
引き続き、弊社ならではの強みである最先端技術を活かし、水の需要に応えてまいる所存です。