人員不足について
人手不足2024年10月22日 公開
「技術職の人員不足が続いている」と聞きました。採用において取り組んでいることはありますか。
ご質問をいただきありがとうございます。
理系学部卒の技術職においては、対象年齢層の減少により採用が非常に難しくなっています。
そのため、以下の具体的な取り組みを進めています。
■新卒採用活動の強化
学校訪問やインターンシップを通じて、新卒採用の活動をさらに強化しています。
■技術職採用の枠の拡大
2024年度から理系学生だけでなく、文系の学生についても技術系である土木職として採用すべく、新しい採用枠を設置しました。
■社内職種転換制度の実施
2023年度から導入した制度では、職種転換を希望するIT系社員や事務系社員が、技術系である土木職へ転換することが可能です。
また、2024年度からは設備職(電気・機械系)への転換も開始しています。
これらの取り組みにより、採用状況は徐々に改善しています。
さらに社員の定着率向上施策にも力を入れており、以下の処遇向上を実施しました。
・給与のベースアップ
・住宅手当の増額
・社員住宅の入居期間の延長(30歳までの独身→40歳までの独身に変更)
・奨学金返済支援制度の導入
・資格取得支援の対象資格の拡充
これらの施策により、ここ3年間の離職率は低い数値で推移しております。
・2021年度:4.83%
・2022年度:4.44%
・2023年度:4.57%
今後も採用活動を強化しつつ、社員の定着を促進するための処遇改善を検討し続けてまいります。