
勤務時間や休日について
ワーク・ライフ・バランス2025年8月27日 公開

港湾での仕事に興味がありますが、不規則な勤務もある中で、社員の方々がプライベートと仕事をどのように両立されているのか知りたいです。ワークライフバランスを支援するための、会社独自の制度や配慮があれば教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
船の入出港は天候などに左右されるため、スケジュールに合わせて迅速な対応が求められる港湾の仕事は、職種によって働き方が異なります。
例えば、船への貨物の積み降ろしを直接担う職種では、夕方に翌日の作業予定が決まり、夜勤が発生することがあります。
一方で、同じ現場作業でも、比較的スケジュールの見通しが立てやすい職種もあります。
船に積まれた貨物が輸送中に動かないよう安全に固定するラッシングスタッフなどは、休日に出勤して平日に代休を取るケースもたびたびありますが、基本的には土日祝日が休日です。
また、コンテナ輸送を担うドライバー職のように、日曜・祝日と隔週土曜日を基本の休日とする働き方もあります。
もちろん、どの職種であっても、社員の心身の健康やプライベートな時間を守るための共通のルールとサポート体制を設けています。
まず、特定の社員に負担が偏らないよう、現場管理を専門とする部署の担当者が、日々の作業手配の段階で、一人ひとりの勤務状況を細かく調整しています。
また、作業が深夜24時を超えた場合は、翌日を原則休日とするルールを設けております。
個別の事情でのお休みの希望についても、事前に申請いただければ、ほぼ希望通りに取得できるよう配慮しています。
経済的な面では、募集中の現場職の多くで、天候によって作業が休みになっても月単位の給与額は変動しない「月給制」を導入しているほか、残業をお願いする際の食事提供や、各種手当(深夜、休日出勤、家族手当など)もしっかり支給いたします。
私たちは、名古屋港を拠点とする港湾運送事業を通じ、社会を支える物流の一端を担っています。
その誇りを胸に、今後も社員一人ひとりが働きやすいと感じられる環境づくりに、真摯に取り組んでまいります。