出張制度について
企業の方針2024年12月2日 公開
「入社前には家庭がある社員は出張の優先度が下がると聞いていたが、そんなことはなかった。子どもの特別なイベント参加のための有給申請は認められず、欠勤扱いになっていた」という口コミがありました。実態を教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
口コミはFA事業部に関わる内容と推察し、その実態について回答いたします。
FA事業が担っている自動化装置の開発および製造は0から1を作る仕事かつプロジェクトが並行で動いているため、通常の量産品製造より計画が立てにくいことで、出張や有給の調整ができなかったことがありました。
しかし2020年頃よりFA事業の開発体制を再構築した結果、休日勤務が発生する可能性が早い段階で把握できるようになり、部署メンバーに事情を確認した上で、調整できる体制が整ってきています。
もちろんご家族の行事や大切な用事がある際は業務の柔軟な調整ができるよう、管理職が生産計画を毎週確認し、休日勤務の可能性や出張業務の予定を早い段階で把握する仕組みを整えています。
このような開発体制を再構築した効果もあり、出張業務についてはかなり早い段階で調整ができる状態になってきました。
しかし機械装置を納品しているという業務上、トラブル発生時には早急に対応しなければならないケースもあります。
そういった突発的なトラブルに対応できる組織編成を構築している段階ですが、ベテランで経験が豊富かつ家庭の事情が発生しにくい社員が対応にあたるなど、家庭環境に配慮した運用に努めています。
また、プロジェクトごとの負担を分散するため、グループ体制で案件を進め、担当者以外の社員も対応できる仕組みを導入するなど、出張業務が円滑に進むよう体制を整えています。
なお、有給休暇は、原則として申請後に欠勤扱いになることはありません。
ただし、有給がすでに消化されており残日数がない場合は、欠勤となるケースがあります。
今後も社員が家庭の事情と仕事を両立しやすい職場づくりを推進してまいります。