事業展望について
会社の将来性2024年10月31日 公開
「ソーラーパネル事業は、これから伸びないのではないか」という口コミがありましたが、本当でしょうか。事業展望について教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
住宅着工戸数が減少していることは事実ですが、新築住宅における太陽光発電システムの搭載率は上昇傾向にあります。
特に東京都や川崎市では新築住宅に太陽光発電システムの設置が義務化されており、この流れが大都市圏へと広がる可能性が見込まれます。
また、フラット35(長期固定金利住宅ローン)を利用する場合にも搭載が義務付けられる可能性があり、主力事業である新築住宅用の太陽光発電システムに対する需要は、引き続き拡大していく見込みです。
さらに新築住宅着工件数の減少を見据えた新たな施策として、工務店との関係を活かし、太陽光発電システムの施工だけでなく、一般電気工事を担う事業にも取り組んでいます。
すでに一部の工務店で試験的に実施しており、今後、さらに事業領域を広げていく予定です。
また、住宅用蓄電池や電気自動車(EV)との連携システムであるV2H(Vehicle to Home)の普及も、今後の成長が期待される分野です。
蓄電池はまだ普及価格帯に達していないため導入が進んでいませんが、今後の技術進展と価格の低下により、電力自給自足を可能にする住宅への需要が拡大すると予想されています。
加えて、次世代の太陽光技術、たとえばシート状の太陽光発電システム(ペロブスカイト)などの新しい技術の動向にも注目し、将来的な展望を視野に入れています。
エコ事業は国内外の政策や市場の変化に左右されるものですが、これからの持続可能な社会の構築のため、なくならない分野と考えています。
これからも環境に配慮した事業を中心に、成長を続けてまいります。