「入居がスタート」~未来を見据えた不動産探し・家探し~
この動画シリーズでは、不動産売買のための重要なポイントを解説しています。現在の最適化ではなく、数十年後の未来を見据えた不…
今回の記事では、住まいの総合コンサルティング企業として、お客様の「暮らし」にも寄り添う東宝ハウスライフソリューションズグループ代表取締役の佐井川稔さんに、グループの経営理念などについてお聞きしました。
インタビューでクローズアップしたのは、東宝ハウスが掲げる「入居がスタート」という言葉に込められた意味と、具体的なサポートの在り方です。
※動画で確認したい方は、以下よりご参照いただけます。
「入居がスタート」~未来を見据えた不動産探し・家探し~
この動画シリーズでは、不動産売買のための重要なポイントを解説しています。現在の最適化ではなく、数十年後の未来を見据えた不…
住宅業界の企業に関係する口コミには、不動産購入のタイミングや物件選び、住宅ローン返済に対する不安なども少なくありませんが、東宝ハウスはどのような体制でサポートしているのでしょうか?
皆様の疑問や不安を解消するべく、率直かつ丁寧にお答えいただきました。
「入居がスタート」という言葉を掲げている不動産会社は、東宝ハウスグループだけだと思います。
一般的な不動産会社の場合、お客様に紹介した物件を気に入っていただければ取引をおこない、決済が終われば「ありがとうございました」ということで、すべてがおしまいという運びになるでしょう。
しかし、実際に物件をお引き渡して入居された後も、お客様の暮らしは長く続きます。
今や40年、50年という長さの住宅ローンも出てきている中、人生を左右するほど大変大きなものを売って「おしまい」というスタンスは、あるべき姿とかけ離れています。
「入居がスタート」という言葉の意味には、お客様の暮らしの未来まで見据えて対応するという意味が込められています。
不動産を購入すると、数千万円ものローンを数十年にわたって返済し続けていかなければならないことが多いのですが、それはお客様自身もおわかりのことです。
そのため、お客様は真剣に物件を探しに来られるのですが、物件を吟味するにあたっては、「現状の最適化」をゴールとするお客様が非常に多くいらっしゃいます。
「現状の最適化」とは、現在の年収や家族構成、間取り、通勤のしやすさなど、購入時点で最適な物件を探すということです。
一見すると、それは合理的な考え方かと思われるかもしれません。
しかし、購入から10年、20年、30年と長い年月が経ってライフステージが変化すれば、お子様の進学や、ご自身の定年、老後など、さまざまな変化が起こります。
物件を購入した時点では最適な選択だと判断したものの、将来起こるであろうリスクを可視化・共有してこなかった結果、定年時のローン残債が重い負担になったり、老後の生活資金に窮したりという事態は、決して珍しくありません。
我々が提唱している家探しは、「未来を見据えた選択」をすることです。
「現状の最適化」は当然図るべきですが、さらに10年、20年、30年先の将来を見据え、将来から今を見て必要な準備を逆算することも含めた家探しが大切だと考えています。
不動産の購入は、多くの方にとって人生で一番大きな買い物となります。
しかし、家を買うことは人生のゴールではなく、一つの通過点に過ぎません。
だからこそ、未来を可視化したうえで見通し、そこから今を逆算することで、未来に向けての安心をご提供できる家探しをお手伝いしたいというのが我々の姿勢です。
未来のことは不確定・不確実なので、あくまでも予測ではあります。
ご自身の勤務先の変化や、ご家族を含めた病気・事故、親の介護、自然災害など、事前には想定しにくい出来事も十分起こり得ます。
一方、住宅ローン返済や固定資産税の見通し、建物のメンテナンス、子どもの教育費増加、定年退職など、ある程度は想定できるものもあります。
良いことも悪いことも、人生でさまざまな出来事が起こる可能性は、どなたであっても必ずついて回ります。
そのため、お客様には想定内はもちろん、想定外の未来もしっかり見据えた家探しをしましょうということを提案しています。
我々は、物件の売買仲介を手がける営業会社とは別に、入居がスタートしたお客様の「住まう」ことに対し、ずっとつながってサポートしていくことを目的とした東宝ハウスNEXTという専門法人を運営しています。
東宝ハウスNEXTには、金融・保険などについて高い専門知識を身につけたライフパートナー(LP)という呼称のスタッフがおり、個別のお客様を継続的にサポートしています。
また、LPがサポートしているのは、月々の住宅ローン返済など住まいに関係することだけではありません。
資産形成・運用の領域まで入っていき、中・長期的な家計の将来を見据えたキャッシュフロー、バランスシートなどの最適化について、独自開発のシミュレーションソフトも用いながら説明しています。
家を買えば資産が手に入りますが、住宅ローンという負債も抱えることになるので、不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。
ただし、住宅ローンには団体信用保険が付与されます。そのため、現在加入している死亡保障の掛け金を所得補償や積み立て型などに振り替えられる可能性もあります。
それにより、長い年月を通してみると、お客様の家計に経済効果を提供することもできています。
建物は新築であっても中古であっても、戸建てであってもマンションであっても、いずれ経年劣化することは間違いありません。
そのため、実際に不都合が起きてから対応するのではなく、どういった物件を買ったのか、どういう資金の組み立てがされているのかをベースに、将来に向けた点検・修繕のタイミングを計画的に視野に入れておく必要があります。
「このくらいの時期に、このくらいの点検が必要」「このあたりのタイミングで修繕やリフォームが必要になる可能性がある」ということを、お客様と我々で事前に理解・共有できているかどうかで全然違ってきますので、そうした準備の窓口対応をしています。
もちろん、「排水がうまくいかない」「台風で窓ガラスが割れた」など、想定外の緊急事態が起きたときの駆け付けサービスにも対応させていただいています。
その通りです。東宝ハウスグループの経営理念は、「住まい」というモノとコトを通じて、一つでも多くの幸せな人生を世の中に増やし続けていくことです。
そのような経営理念は、我々が世の中に存在する理由であり、最大の価値でもあります。
ご契約いただいた際に、お客様から「良い物件を紹介してくれてありがとう」と言っていただけるのは大変うれしいことです。
しかしながら、私たちにとって何より最高の喜びは、ご購入から10年、20年経った後、お客様に「あのとき、おたくの会社を選んで本当に良かった」と言っていただくことです。
「未来を見据えた選択」に満足していただくために、私たちは「入居がスタート」という考え方を大切にし、お客様とご家族の10年後、20年後、30年後を考えた家探しに取り組んでいます。
そして、入居がスタートした後も、お客様とずっとつながってサポートしていくコンサルティング企業として、今後も真摯に研鑽を重ねていきたいと考えています。
これから家探しをされる皆様にも、東宝ハウスグループが提唱する新しい視点をぜひ取り入れていただければと思います。
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