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株式会社東宝ハウスホールディングス

不動産経営コンサルタント業、総合経理代行業、システムインテグレーション業

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2025年4月28日 公開東宝ハウスは、なぜ会社の永続を最優先とするのか?社長が大切にする「創業者の創業時の思い」

インタビュー PR

株式会社東宝ハウスライフソリューションズグループは、2026年に創業50周年を迎えます。

長い歴史の中で最優先としてきたのは事業・収益の拡大ではなく、「会社の永続」です。

今回は、東宝ハウスライフソリューションズグループの佐井川稔社長にインタビューを行い、永続を大切にしている背景や理由、具体的な取り組みを伺いました。

※動画で確認したい方は、以下リンクよりご覧いただけます。

なぜ、会社を潰さないこと、永続が最優先なのか?代表佐井川へ直接質問!

この動画シリーズでは、不動産購入を検討しているお客さまが知りたいこと、就職希望者の皆さまが本当に知りたいことについて、社…

 

-貴社はなぜ、会社の永続を最優先としているのですか。

私自身もメンバー全員も、先祖や親から受け継いだDNAがあります。
これは当然、変えることができませんし、変えては生きていけません。
そのような意味で、私は法人にもDNAがあると考えています。
法人のDNAとは、「創業者の創業時の思い」です。

新見政孝現会長が34歳のとき、この会社をたった1人で立ち上げたときに肝に銘じたのは、「絶対に潰さない」ということでした。
「若くして起業した人が、なぜそんなことを最優先としたのか?」と意外に思うかもしれません。
普通は「会社を発展・拡大させ、将来は上場・全国展開したい」と夢、希望を中心に考えるはずです。

会長は25歳のとき、勤めていた会社の倒産を経験しています。
また、デベロッパーの本部長として400人もの部下を率いていた32歳の頃には、第4次中東戦争に端を発したオイルショックに見舞われ、100人のリストラを社長に命じられました。
その会社も、結局は倒産しています。

良いときも悪いときも経験した中、たった1人で家族も抱えて会社を始めたときに考えたのは、「法人も個人も死んでしまったらおしまいだ」ということでした。
山あり谷ありは世の常なので、永続することを最優先としたのが創業者の創業時の強い思いです。
私もそれを継承し、この会社を将来につないでいこうと考えています。

 

-永続を最優先としていることは、お客様にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。

東宝ハウスホールディングス
バブルが崩壊した当時は、不動産の売り主・仲介会社が倒産し、お客様に多大な被害が及んでしまったという話が結構ありました。
我々はずっと永続しますので、ご安心いただければと思います。

創業以来変わらない経営方針・姿勢は、大きく分けて3つあります。
1つ目は「無借金経営」です。
2026年に創業50周年を迎えますが、過去に一度も借り入れをしたことはありません。

2つ目は「モノ(物件)を持たない」ことで、収益は流通過程の手数料に特化しています。
金融機関からの資金調達や設備投資、研究開発などの必要がない中、3つ目に掲げているのは「人(社員)がすべて」です。
我々は人が最大の財産と考え、人で勝負する企業です。
これらの基本原則は、50年間変わらない原点です。

 

-人を最大の財産と考える理由を教えてください。

我々が最も大切にしているのは、この会社・仕事を通じてメンバー一人ひとりが物心両面において豊かで幸せな人生を叶えてくれることです。
そういうメンバーが増えれば、会社が発展しないはずはありません。

「Member Happiness」を実現するために最優先しているのが、お客様を最優先する「User First」という思いと、お客様の幸せのために動く「User Happiness」という行動です。

情報化が進んだ近年は、不動産に関する情報・知識・経験など、お客様に対する不動産会社としての優位性や非対称性は通用しない時代です。
「物件の良し悪しではなく、東宝ハウスから買う」「あなたから買う」と言っていただける価値を向上させる必要があります。

そのようなモノ以外の価値を創造するのは、あくまでも人です。
そのため、我々は人が最重要だと考えています。

 

-永続を最優先とする方針は、これからも変わらないのでしょうか。

東宝ハウスホールディングス
変わりません。
どんな時代、局面を迎えても、3つの基本原則を貫きます。
今は組織や仕組み、制度で守られる時代ではありません。
年金すら本当にもらえるかどうか皆が心配している時代ですが、そうした中でも衣食住は絶対に必要です。
お客様は不透明で不安な時代の中で続いていく暮らしを「幸せで豊かなものにしたい」と思うからこそ、大きな借金をしてまで住まいを買われるわけです。

だから、我々は「モノを売っておしまい」とは考えていません。
お客様とずっとつながり、入居がスタートした後の「住まうこと」をサポートしていくコンサルティング企業になることを目指しています。
一人ひとりのお客様に相対し、カスタマイズしたベストな価値創造・提案をしていくことは、人にしかできません。

 

-営業社員の平均年収が高いのも、人が最大の財産と考えているからなのでしょうか。

東宝ハウスホールディングス
そうです。
2014年から2024年の10年間で、いわゆる「1000万円プレーヤー」は12倍に増えました。
私自身は「全員が1000万円プレーヤーになってくれれば良い」と考えており、給与システムや評価基準などを変えるつもりは一切ありません。

平均年収が高いのは、「会社が価値を創造していて、その恩恵を営業社員が受けているから」という見方がありますが、実際は営業社員の価値が向上している、新たな価値の創造ができている結果が、年収アップにつながっているということです。

働きがいや達成感、自信、誇り、成長といった心の報酬をたくさん得た結果、収入や地位もついてこれば、この会社・仕事を通じて物心両面における豊かで幸せな人生を送ってもらえます。
これからも「Member Happiness」の実現にためにどんどん投資し、新たなことへの挑戦や、お客様への価値創造・提供を続けていきたいと思います。

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