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株式会社東宝ハウスホールディングス

不動産経営コンサルタント業、総合経理代行業、システムインテグレーション業

東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル29F

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2025年4月9日 公開東宝ハウスはどんな会社?社長が語る組織・仕事の現在と未来

PR インタビュー

株式会社東宝ハウスライフソリューションズグループ(旧東宝ハウスホールディングス)は、住宅を中心とした不動産の売買仲介から将来の暮らしや住宅に関するアフターサポートまでを行うグループ会社として、約半世紀にわたり発展を続けています。

今回は、東宝ハウスライフソリューションズグループの佐井川稔社長にインタビューを行い、事業概要や経営方針、将来ビジョンなどを改めてお聞きしました。

※動画で確認したい方は、以下よりご覧いただけます。

「東宝ハウスはどんな会社ですか?」代表佐井川へ直接インタビュー!

本動画では、はじめて東宝ハウスホールディングスをお知りになる方に向けて、社外インタヴュアーが代表佐井川へ質問をいたします…

 

-改めて、貴社の事業概要を教えてください。

創業は1976年2月で、2026年には50周年を迎えます。
当時34歳だった新見政孝現会長が東京都国分寺市にて、たった一人で始めました。

現在は、東京・千葉・神奈川・埼玉の1都3県に、23の販売会社があります。
さらに、入居がスタートした後のお客様をサポートする東宝ハウスNEXT、住信SBIネット銀行様と一緒にNEOBANKという銀行業を手掛ける東宝ハウスフィナンシャルを加えた計25社を展開しています。

2024年度は、おかげさまで8000件を超える住まいの売買に携わらせていただきました。

 

-創業以来、変わらず大切にしている経営方針はありますか。

3つあります。
1つは「会社が永続することが一番大事」という考えのもとで貫いている無借金経営です。
これまでに借金をしたことは一度もなく、今後もする予定は一切ありません。

2つ目は、モノ(不動産)を持たず仲介に特化し、手数料だけでやっていくということ。
3つ目は、人(社員)がすべてということです。人が最大の財産と考え、人で勝負しています。
3つの方針は、今後も堅持していきます。

 

-お客様に対しては、どのような姿勢を貫いていますか。

我々は「住まいのもっと先へ」「入居がスタート」のスローガンを大切にしています。

不動産会社は一般的に物件広告を出し、お客様からお問い合わせをいただきます。
その上で、お客様の希望条件やニーズ、予算に合わせて物件を紹介します。

気に入っていただければ話をまとめ、重要事項説明や売買契約締結、物件お引き渡し・登録などを行います。
残代金の支払いが終われば取引完了となり、これでおしまいです。

もちろん我々は、これらの手続きも誠意と熱意を持って進めさせていただきます。
ただし、モノを売っておしまいではありません。
「入居がスタート」した後のお客様が住まうこと、安心して幸せに豊かに暮らし続けていくことをずっとサポートし、新たな顧客価値を創造・提供し続けます。

 

-そのような姿勢を大切にしている理由をお聞かせください。

企業が多く抱えていた情報や知識、経験が表面化している今は、売上・利益至上主義を振りかざし、モノを売っておしまいという姿勢は通用しない時代です。
そういう危機感のもと、モノ以外の新たな顧客価値の創造に取り組んできました。

我々のベースにあるのは無形の価値で、それは姿勢です。
姿勢とは「思い」と「行動」で、お客様を最優先する「User First」という思いと、お客様の幸せのために動く「User Happiness」という行動を全社員が共有し、徹底しています。

また、我々は「Member Happiness」も大事にしています。
この会社、この仕事を通じて、社員一人ひとりに物心両面において幸せで豊かな人生を送ってほしいと考えています。
そのようなメンバーが増えれば、会社が発展しないはずがありません。
「User First」は、メンバーが幸せで豊かな人生を送れるようにするため最優先すべきことでもあります。

 

-貴社では、どのような社員が活躍できますか。

採用においては、年齢や学歴、経歴、職歴、家柄、国籍など外形的なことは気にしません。
あくまでも、仲間として迎え入れたい人物かどうかということが基準です。
我々の理念やビジョン、姿勢、取り組みを理解し、共感してもらえることが大前提となります。

メンバーは不動産業界の未経験者が圧倒的に多く、中卒も大卒もいます。
最高齢は73歳の女性です。

営業社員は約600人おり、全社員が集まる新年会では営業成績の上位40人が壇上で表彰されます。
表彰を受ける社員の価値観や姿勢、営業スタイル、能力はさまざまですが、共通しているのは仕事への熱量があるということです。

熱量が向かう先も大事です。
自らの成績や収入、出世のためではなく、「User First」と「User Happiness」のために仕事をする熱量を持っている人が、お客様から結果的に選ばれて頼られ、評価されます。
それが数字につながり、表彰されることになったという点も共通していると思います。

 

-営業社員の場合、どのようなキャリアパスがあるのでしょうか。

新卒者も中途採用者も、ある程度の経験を積んで一定の昇進条件をクリアし、社内の全方位から認められれば、プレーヤーからマネージャーになるチャンスが回ってきます。
マネージャーになると、新人や若手と信頼関係を築き、やる気と能力を引き出して強いチームをつくる役割を担います。

80人余りいる管理職のトップ10などに入ると、今度は次長という立場になります。
次長は社長に次ぐナンバー2で、次期店長候補です。
我々の出店方式は独特で、社長と次長が自分たちで出店先を決め、事業計画を立てます。

次長は最初、支店の店長という立場ですが、初期投資分を回収し終えると支店はカンパニーに昇格し、店長は代表取締役社長となります。
つまり、一営業社員から代表取締役社長までノーリスクで到達できるのが、我々のシステムです。

 

-貴社の将来ビジョンを教えてください。

2025年4月1日に、社名を「東宝ハウスライフソリューションズグループ(TLS)」へ変更しました。
入居がスタートした後のお客様が安心して幸せに豊かに暮らし続けることに対し、どんどん価値を創造・提供するコンサルティング企業として飛躍していきます。
そうして世の中に「User Happiness」を増やしていくのが、今後のビジョンです。

お客様は、不動産会社に不動産を購入または売却しにいらっしゃいます。
モノを売ることだけを目的にするなら、取引さえ安全に完了させれば、お客様に一定のご満足をいただけるかもしれません。
しかし、我々はモノ以外のさまざまな価値を創造・提供することにより、お客様から期待と想像を超える「安心」「満足」をいただき、感動につなげることを目指しています。

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