フルコミッション制度について
年収・給与・評価2024年2月19日 公開
御社の給与体系がフルコミッションである理由を教えてください。
ご質問いただき、ありがとうございます。東宝ハウスホールディングスです。
当社では給与体系を選択できるようになっており、その1つがフルコミッションです。
給与体系は、以下3種類から選択ができます。
1、固定給+歩合5%
2、固定給+歩合5%(手数料売上100万円以上から歩合20%)
3、フルコミッション(業務委託)
このように選択可能ではありますが、殆どのメンバーはフルコミッションを選択します。
なぜなら、先輩方の成果状況をみてフルコミッションでも十分にやっていけると判断するためです。
当社がフルコミッション制度を導入しているのは「人がすべて、人が最大の財産」という経営方針があるからですが、続いて、フルコミッション制度導入の背景と現在もこの制度を続けている背景についてご説明をいたします。
当社が創業間もない頃、不動産流通ビジネスの最新トレンドを知るためにアメリカへ視察に行くことがありました。
その際にフルコミッション制度を知ることとなります。このフルコミッション制度は、仲介手数料に対して50%が営業マンへ配分される仕組みとなっていましたが、営業活動だけではなく集客も営業マン自らが行う必要があり、生計を立てる難易度が高いものでした。
そこで当社においては、会社が集客を行い、営業マンは営業に専念できる制度設計を考案いたしました。
一般的な手数料売上における広告費比率は20%ほどと言われていますから、手数料売上50%のうち、20%を広告費、30%を営業マンへの報酬とすることにしました。
今ほど知名度や実績がない当社において、学歴や職歴がなくとも真に能力を持った人材を採用するために、フルコミッション制度は功を奏し、80〜90年代の当社の成長を支える尖った人材が集まりました。
現在は、お陰様をもちまして当社も一定の認知度をいただくまでになりました。
そのため、フルコミッション制を廃止すべきではないかという意見を外部の専門コンサルタントからいただいたことがありますが、当社の理念である「人がすべて、人が最大の財産」という信念を変えることはできません。
「人がすべて、人が最大の財産」だからこそ、メンバーの物心両面における幸福な人生「Member Happiness」を実現するために、フルコミッション制度を継続していく予定です。
「人がすべて、人が最大の財産」という発想から始まったフルコミッション制度に興味をお持ちの方のエントリーをお待ちしております。