「数字は方向性を持たない」という言葉について
経営方針2024年2月14日 公開
御社へのインタビューで”数字は方向性を持たない”という言葉を目にしました。詳しく教えてください。
ご質問いただき、ありがとうございます。東宝ハウスホールディングスです。
「数字は方向性を持たない」という言葉に込めた当社の考えをご説明いたします。
まず、売上利益、営業成績の数字は絶対に必要であり、結果がすべてです。さらに、数字は企業の健全性やプロセスを測るために必要不可欠なものです。しかし、数字を目的やゴールにしてはいけません。
数字自体は、企業の在り方や方向性を示すことはできません。
企業の在り方や方向性とは、企業がクライアントに対して創造しようとしている価値に現れます。
当社においては、「住まい」を通じて、ひとつでも多くの幸せな人生に貢献することが在り方であり方向性ですが、User Firstの姿勢(想い+行動)でクライアントと接することで姿勢(想い+行動)が評価され、それが営業メンバーの自信と誇りになり、よりモチベーション高く日々の仕事にあたるようになります。
すると”結果として”会社の売上利益、個人の営業成績に繋がるのです。
論より証拠という観点でいいますと、物件そのもの以外の価値を創造し、「User Happiness」、「Member Happiness」を模索しだした2014年から手数料売上は4.18倍(33億円→138億円)となり、取扱物件数は2.82倍(2,575件→7,260件)へ伸長しました。
さらに、年収1,000万円以上の営業マンの割合が約40%を占めるまでになりました。
売上利益、営業成績を目的としていたら、このような結果は得られていないでしょう。逆説的な話に聞こえるかもしれませんが、数字を目的やゴールにせず、「User Happiness」を最優先すると、”結果として”数字の最大化になると当社では考えています。
また、数字を目的やゴールにしてはいけない一方で、「User Happiness」の追求をするためにも数字にこだわる必要があります。なぜなら、数字とは「User Happiness」の総和とも言えるからです。
売上利益や営業成績などの数字だけではなく、クライアントの幸福である「User Happiness」を最優先し、結果として数字にこだわりたいと考える方の採用エントリーをお待ちしております。