テイケイトレード株式会社
業務受託・請負事業/一般労働者派遣事業/有料職業紹介事業/特定建設業
東京都新宿区歌舞伎町一丁目1番16号 テイケイトレード新宿ビル8F
今回は、物流、オフィス事務や施工管理の人材派遣会社であるテイケイトレードの鈴木さんにインタビューを行い、貴重なお話を伺いました。
テイケイトレードで派遣スタッフとして働きはじめた鈴木さんは現在、支店勤務の正社員として派遣スタッフの管理業務などに従事しています。
派遣現場での経験を最大限に活かし、取引先企業と派遣スタッフの懸け橋として活躍されている鈴木さんに、テイケイトレードの雰囲気や魅力、働きがいなどについて教えていただきました。
派遣スタッフ時代は製造ラインでの作業や、長期固定で働いていた物流現場で商品の移動作業などに従事していました。
また、物流現場では勤務当初から、現場のスタッフに指示を出すまとめ役、リーダーのような役割を任されていました。
現在は正社員として支店の管理課に所属し、取引先企業との連絡・調整や各案件における派遣スタッフの手配などを担当しています。
いいえ。派遣スタッフから正社員になれるということ自体、全く頭にありませんでした。
もちろん、正社員に「なりたい」とも「なろう」とも思っていませんでした。
物流現場の派遣期間が終了するというタイミングで、当時私を担当してくれていた社員の方から「スーツを着る仕事をしてみませんか?」という話がありました。
実はそれが「正社員として入社しませんか?」というお誘いだったのです(笑)
ちょうど帰り際だったので、そのときは「どんな仕事だろう?」と不思議に思うだけで終わったのですが、次の職場に移るタイミングということもあって「新しい仕事をしてみたい」という気持ちは強くありました。
そこで後日、声を掛けていただいた担当者のもとに出向いて「スーツを着る仕事って何ですか?」と尋ねました。
そこで正社員の仕事内容を詳細に伺ったのですが、以前から担当者の人柄に魅力を感じていたこともあり「この人と一緒に働きたい!」と思って正社員になることを決めました。
はい。特定の現場での勤務が中心だったので、私から支店に立ち寄る機会はほとんどありませんでした。
それでも、担当者は毎月最低でも1~2回は、「最近どうですか?」と、定期的に連絡を入れてくれました。
私の場合は担当者からこのように連絡が来ていたため、近況も報告しやすかった印象があります。
正社員の話を聞いて「この人と一緒に働きたい!」と思ったのは担当者の温かい人柄に惹かれていたからで、派遣スタッフにしっかりと寄り添うという会社の方針にも当時から魅力を感じていました。
当時心掛けていたのは、同じ現場で働いていた派遣スタッフのメンバーに毎日声を掛けるということです。
挨拶するだけでも良いですし、近況などについて一言尋ねるということでも良いのですが、声掛けを続けることによって、その職場で働いているスタッフ全員のモチベーションが高まっている実感がありました。
また、実際に言葉を交わすことで、一人ひとりとの信頼関係も強まると考えていました。
その結果、メンバーが徐々に心を開いてくれるようになり、自分の想いなどを打ち明けてくれるようになりました。
そこで聞いた職場環境についての意見が、現場の改善などに直結したこともあります。
派遣スタッフへの声掛けは「一生懸命に働き、お金を稼ぎたい」という一心から取った行動でしたが、それが当時の担当者から評価されていたという可能性はあるかもしれません。
私の取り組みが信頼を得ることに繋がったのであれば、本当に喜ばしいですね。
ちなみに、派遣スタッフの方に自分から声を掛けて少しずつ壁を取り払っていくという行動は、今も意識的に実践しています。
現場も定期的に訪問して声を掛けるようにしているのですが、今では私より先に派遣スタッフの方から声を掛けていただけることもありとても嬉しく思っています。
今後も意識的にコミュニケーションを取り、積み重ねることで、信頼関係を着実に深め合っていければと考えています。
所属している支店は明るくとても友好的な雰囲気で、正社員として働くことができて本当に良かったと思います。
人当たりが良くて周囲を気遣えるメンバーが多く、非常に働きやすいと感じています。
また、派遣業に関する資格や知識はゼロからのスタートでしたが、十分満足できる給与を頂いています。
一般的な仕事では、資格やスキルが重視されるかと思います。
しかし、テイケイトレードでは、資格やスキルももちろん大切ですが、何よりグループのスローガンである「明・元・素(明るく、元気で、素直)」を重視しているので、知識や経験が少ない私でも正社員になることができました。
まだまだ未熟な私の意見もしっかり聞いてくれるので、働きやすいなと感じることのできる会社だと思います。
フラットな社風だと思います。
例えば、テイケイグループが実施している5000名規模の震災対策訓練を目にすると、体育会系のように感じるかもしれません。
ただし、参加したスタッフは全員、希望者を募った上で集まった有志メンバーで、強制的に参加をさせるような事はありません。
日常業務においても、抑圧的な上下関係や社内の風通しの悪さを感じたことは無いですね。
テイケイグループには、創業時から積み上げてきたノウハウを元に、色々なルールがあります。
厳しいかなと感じることもありますが、全員が自分勝手な行動を取っては“組織”は成り立たないのは当然ですので、一定の決まり事は欠かせないと思います。
なので、他の会社よりも少しだけ体育会系の要素があるかも知れませんね。
一方で、現在は役員が先頭に立って、業務のDX化や今の時代に即したルールに刷新するなど新たな取り組みにチャレンジしています。
これから入社してくる若い世代にも、今まで以上に親しみを感じてもらいやすい会社になってほしいと期待しています。
個人的な意見ではありますが、人材派遣会社の仕事は「サービス業」そのものだと考えています。
せっかく登録してくださった派遣スタッフの方に長く働いていただくためには、まずはテイケイトレードという会社に興味を持っていただき、実際の仕事も試していただきながら、会社と仕事の質の良さや魅力を十分に理解していただけるようなサービスを提供する必要があると思います。
派遣スタッフの方は登録されてから実際に就業されるまでの間には、会社や仕事の良し悪しについては明確に判断しきれないのではないかと思います。
私のミッションはそれぞれの良さを知っていただきながら、継続勤務を選んでくださる方を増やしていくということです。
多くの派遣スタッフの方に「テイケイトレードで長く働きたい」と希望していただくことは最も大切であると同時に、最も大変であるとも感じています。
この課題を解決するために、スタッフ一人一人に寄り添った提案ができるよう日々努力しています。
ただし、継続勤務の方をどれだけ増やせるようになったとしても、取引先企業のお客様からたくさんのご依頼をいただけないことには質量とも十分な案件を提供できません。
そのため、派遣スタッフの方々に対する丁寧なフォローと、お客様との信頼関係の構築をしっかり両立していきたいと考えています。
人材派遣会社としての足元が揺らいでしまうことのないよう、派遣スタッフの皆様と、お客様の中間にいる立場であることを忘れずに頑張っていこうと考えています。
派遣スタッフの方と、お客様を繋ぐ懸け橋になれればと思っています。
とは言え、私はまだまだ勉強中の身でもあります。
まずは派遣スタッフの方と、お客様のことをよく知り、土台と柱をしっかり築いていきたいですね。その上で、少しずつキャリアアップを実現していければと考えています。
私の強みは、派遣先の現場経験があることです。
派遣スタッフの方の悩みにも、「よく分かります」という共感を込めて寄り添うことができるという自信を持っています。
「私の場合は、このような方法で解決しました」という現実味のある提案もできるので、「きちんとフォローしてくれている」と実感していただきやすいのではないかと思っています。
正規か非正規かに関わらず、これまで経験したことがない仕事に挑戦するということは、勇気が必要なことかと思います。
でも、その一歩を踏み出してもらうだけで、見える景色が変わってくる方も確実にいらっしゃいます。
もちろん、私自身もその1人でした。
この会社で正社員として働けているという今の状況も、派遣スタッフに登録する一歩を踏み出したからこそ実現しました。
テイケイトレードでは、派遣スタッフから正社員に登用されるケースが珍しくありません。
それだけではなく、お客様の会社から「この人が欲しい」と正社員雇用のお声が掛かることもあります。
テイケイトレードは本当にいろいろなご縁に恵まれている会社なので、自分の得意な仕事を見つけたいという方にも適していると思います。
世の中には幾多の人材派遣会社がありますが、豊富な案件数と就業後の手厚いフォロー体制が整っているテイケイトレードを選択肢のひとつにしていただければ嬉しく思います。
2024年10月2日 公開
今回は、人材派遣を中心とした事業を展開しているテイケイトレードの山口さんに、インタビューす…