
グループホームの高利回りについて
商品・サービス2025年12月3日 公開

TECROWDが国内で注力している障がい者向けグループホームのファンドは、高い想定利回り(10%前後)で募集されることが多いですが、その高利回りの背景にあるビジネスモデルの仕組みと、投資の安定性を担保するための対策について教えてください。
ご質問ありがとうございます。
TECROWDが障がい者向けグループホーム案件に注力し、高い利回りを提供できる背景には、社会的ニーズの高さと独自の事業構造があります。
TECROWDが扱うグループホームは、データセンターなどと同様に、専門的な運営ノウハウが求められる物件です。
高い利回りを実現できる主な理由は以下の2点です。
1. 資金調達のギャップを埋めるクラウドファンディングの活用
障がい者向けグループホームは、運営が開始されれば、安定収入が見込める優良な投資物件となります。
しかし、土地の購入や建物の建築を行う開発段階(建築中)においては、残念ながら多くの金融機関にとって融資を行うにあたってハードルが高い案件であるのが現状です。
TECROWDは、この金融機関の融資を取り付けづらい開発段階において、必要な資金をクラウドファンディングによって調達しています。
そして、施設運営開始後に売却することによって投資資金を回収するビジネスモデルを構築しています。
この資金ニーズのギャップを埋めることが、投資家の皆様に高利回りの投資機会を提供できる主な要因となっています。
2. 安定した収益基盤とコスト効率
障がい者向けグループホーム案件は、グループホーム運営のプロである株式会社AMATUHIと緊密に連携して事業を推進しています。
同社は、グループホームの開発や運営において業界有数の規模を誇り、2025年6月現在で合計37棟のグループホームを運営しており、2026年4月までにさらに12棟の開業を予定しています。
• 安定した収益構造: AMATUHI社は、行政認可の指定事業として訓練給付費等の公的助成を受けるなど、安定した運営基盤を有しています。
また入居者に対しても行政からの支援があるため、軽い経済的負担で入居できる環境が整っており、家賃の未回収リスクが低く抑えられています。
• コスト効率: AMATUHI社との連携により、グループホームの設計から建築、運営までをワンストップで効率的に実施することで、中間コストを削減し、高い収益性を確保しています。
◆投資家の皆様への安心と実績
当社では、お客様に安心してご出資いただけるよう、徹底したリスク対策を講じております。
• 優先劣後構造の採用: 万が一損失が発生した場合、まず当社または当社の指定する者の劣後出資分が損失を負担することで、投資家様(優先出資者)の元本の安全性を高めています。
• 資金の分別管理: お客様からお預かりした資金は、ファンドごとに専用口座を設けて管理しており、他のファンド口座や当社の口座と資金が混同することは一切ございません。
• 法令遵守と財務基盤: TECRA株式会社は国土交通省所管の不動産特定共同事業法に基づき、厳格な審査を経て許可を取得し(神奈川県知事 第12号)、法令に則った健全な事業運営を行っています。
また、2025年4月期は売上約77億円、経常利益約4.7億円を計上するなど、安定した財務基盤を維持しております。
• 元本割れ実績ゼロ:TECROWDは2021年4月のサービス開始以来、現在まで配当の遅延や元本割れは一度も発生していません。
障がい者向けグループホームのファンドにおいても多数償還済みであり、利回りも想定を達成または上回っています。
これらの取り組みにより、お客様へ高い利回りとともに安心を提供することを目指しています。
ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
