
仕事の社会貢献性について
企業情報・理念2025年4月24日 公開

自社製品がどう使われているのかが分かりにくく、社会への貢献が実感しづらい」という口コミを見ました。手がけるものが何に使われるか、社員には分からないのでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
確かに弊社の製品は、どこに使われているのかという実感が湧きにくいかもしれません。
弊社は半導体や産業機械、医療機器、自動車などに使われる精密な部品を製造するメーカーです。
私たちが日ごろ目にするような完成品を製造するわけではないため、自分の仕事の成果や社会への貢献も感じづらいと言えます。
例えば、下記のような製品を手掛けています。
・自動車製造ラインの設備部品、治工具、検査用治具など
・半導体や液晶製造装置内の樹脂部品(テフロン、PEEKといった『スーパーエンプラ』)
・シリコンウエハーや半導体関連部品
・食品製造機械や工作機械、専用機などの各種機械部品
・機械組み立てラインの治具、輸送用トレイなど
・医療機器用のパーツ
特に弊社のように試作品を受注製造するメーカーは、製造時にお客様と秘密保持契約を締結することも多々あります。
製造した部品が最終的にどんな製品に使用されているのか、弊社ですら分からないというケースも少なくありません。
弊社の技術力や精密さが評価されているからこそ、極めて重要な機器の部品を任せていただけるということの明確な証拠でもあります。
実感は湧きにくいですが、自動車、産業機械、医療機器、半導体など、社会を支えるあらゆる分野で確かに弊社の技術と部品が使われています。
私たち達が製造する部品がなければ機械は動かない、というほどの重要な役割を果たしており、人々の生活や健康に貢献する仕事ができると確信しています。