
今後の事業展開について
会社の将来性2025年8月1日 公開

「派遣事業から請負事業にシフトしているが、今後の事業展開の方針が見えない」という口コミを見ました。貴社の考えと、社員への情報提供の方法について教えてください。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社が派遣事業から請負事業へと軸足を移しているのは、単なる事業転換ではなく、「モノづくり企業」として新たなステージへ進化するためです。
この転換により、社員一人ひとりが専門性を高め、より付加価値の高い仕事に挑戦できる環境を創出するとともに、会社の事業基盤を一層強固にすることを目的としております。
具体的なステップとして、現在は主にお客様のブランドの製品を製造するOEM事業が中心ですが、今後は製品の企画・開発から担うODM事業に転換し、将来的には自社ブランド製品を世に送り出すメーカーへと成長していくことを目指しています。
東京証券取引所 TOKYO PRO Marketと福岡証券取引所 Fukuoka PRO Marketへの重複上場は、この大きなビジョンを実現し、社会的な信頼を得てさらなる成長を遂げるための重要な一歩と位置づけております。
こうした会社のビジョンや方針は、全社員と共有することが不可欠だと考えております。
そのために、定期的に開催する定例会や社内報を通じて、会社の現在地と目指すゴールを丁寧に発信しています。
特に定例会では、経営層から直接メッセージを伝えるだけでなく、現場からの意見や提案を積極的に吸い上げる「ボトムアップの対話」を重視しており、社員の声が経営に反映される仕組みを整えています。
また、定例会に参加できなかった社員に対しても、担当者が個別にフォローし、認識に齟齬が生まれないよう丁寧な情報共有を徹底しています。
これからも、ビジネス環境の変化に合わせた事業展開を進めるとともに、すべての社員に会社の方針や目標を正しく理解してもらうための情報提供を徹底してまいります。