
適材適所の人員配置について
異動・配属2025年11月10日 公開

貴社では個人それぞれの適性をどのように把握し、人員配置をしているのでしょうか。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社では、従業員一人ひとりの強みや個性を最大限に活かす「適材適所」の人員配置を重要な経営課題の一つと捉え、さまざまな取り組みを行っております。
まず基本方針として、業務スキルや経験だけでなく、性格や志向性、チームとの相性、将来的な成長ポテンシャルなども総合的に評価したうえで配属先を決定しております。
その際、定期的に実施している人事考課面談や、日々の業務報告・上司との1on1面談などを通じて、従業員の声を丁寧に吸い上げることを重視しております。
たとえば、ある従業員が当初は生産現場に配属されていたものの、顧客対応や提案力に長けていることが評価され、営業部門へ異動した事例があります。
この異動後、本人の持ち前のコミュニケーション力と生産現場での経験が活き、クライアントからの信頼獲得や提案力向上につながり、部門全体の成果向上にも寄与しました。
また、新人や若手社員についても、配属直後から一つの業務に固定するのではなく、一定期間で業務をローテーションしており、本人の適性を見極めたうえで最も力を発揮できる業務を担ってもらうようにしています。
さらに、社内には「自己申告制度」も設けており、本人が挑戦したい業務や部署について自らの意志で申請できる機会を設けております。
こうした双方向のコミュニケーションにより、組織としても柔軟で活力ある人材配置が可能となり、従業員のモチベーション向上にもつながっております。
今後も「人を活かす経営」を基本に、適材適所の考え方を軸とした柔軟で持続可能な組織運営に取り組んでまいります。
