
個人のモチベーションについて
評価2025年11月7日 公開

貴社では、社員のモチベーション向上と公正な処遇を実現するために、どのような人事評価制度を導入されていますか?社員が仕事に納得感を持てるよう取り組んでいることがあればお聞かせください。
ご質問をいただきありがとうございます。
当社では、社員一人ひとりが納得感を持って働ける環境づくりを大切にしており、「適正な評価」「成果に応じた処遇」「モチベーション向上」「仕事の意義共有」を軸とした取り組みを行っております。
まず、評価制度においては、職種や役割ごとに明確な基準を定め、個々の成果や行動、チームへの貢献度を多角的に評価する仕組みを整えております。
評価は年に2回実施し、直属の上長が一次評価を行い、部門責任者・人事部による確認、担当取締役の確認を経て最終決定する多段階制を採用しています。
こうしたプロセスにより、評価の透明性と公平性を保つよう心がけております。
また、評価結果は給与や賞与にも反映されており、「成果を正当に処遇につなげる」仕組みが明確に設計されております。
特に定量的な業績目標に加え、顧客満足度や改善提案、協働姿勢なども加味することで、単なる数字以上の価値を評価対象としております。
加えて、一部ポジションには職務内容と責任範囲を明文化した「ジョブディスクリプション」に近い資料を設けており、業務の期待値を明確にすることで、評価との一貫性を保っております。
個人のモチベーション向上のためには、単なる評価や報酬だけでなく、「成長の実感」や「仕事の意味付け」にも配慮しております。
たとえば、目標設定時には上司との対話を通じて、個人の成長目標と組織の目標がリンクするようにしております。
また、定期的に「称賛を伝える文化」として、社内報や朝礼、ミーティング内での称賛共有を行い、小さな成果や取り組みも可視化しております。
さらに、業務を単なる「作業」にしないため、自身の業務が会社全体や社会への貢献とどうつながっているか説明する機会を設けております。
具体的には、年に一度の全社集会や部門横断ミーティングなどで、事業の全体像や顧客からのフィードバック、社会的インパクトを共有する場を設け、従業員一人ひとりが「自身の仕事の意味」を再確認できるよう努めております。
これらの取り組みを通じて、「評価されていること」「成長していること」「社会に貢献できていること」を実感できる環境づくりを今後も継続してまいります。
