
自宅復帰までのサポートについて
商品・サービス2025年12月3日 公開

自宅復帰を目指す利用者の方に対して、施設ではどのような支援体制やリハビリ内容を提供していますか?自宅復帰の判断についての考え方があれば教えてください。
ご質問いただきありがとうございます。
弊社では自宅での生活を再び送れるようになることをご自身の目標としている方に関しては、ご入居時から復帰に向けた準備を段階的に進めています。
お身体の状態や目標は利用者様ごとに異なるため、まず担当スタッフが日常動作や生活環境を確認し、必要となる支援内容を個別に整理します。
そのうえで、課題の達成を明確な目標として設定し、生活動作の練習や身体機能の改善につながるリハビリを日々のプログラムに組み込んでいます。
自宅復帰に向けた条件のすり合わせや検討は、ご入居時から担当者会議等を通じて共有・確認を行います。
自宅での生活が現実的に成り立つかどうかを判断するため、転倒や誤嚥といったリスクの許容範囲、同居のご家族の有無や支援の程度といった周辺環境も含めて話し合います。
退所後に必要となる訪問看護や訪問介護については、ケアマネジャーと連携しながら調整を行い、安心して生活を再開できるよう準備を整えています。
利用者様からは、リハビリの積み重ねによる変化を実感される声も寄せられています。
例えば、「コンビニやお寺まで歩けるようになった」「映画館にまた行くのが、次の目標なんです」といった言葉は、日々の努力が自信につながっている様子を示すものです。
今後は、より多くの利用者様が自宅での生活を再スタートできるよう、リハビリ内容の充実や支援体制の強化に取り組んでまいります。
※参考:
自宅復帰された入居者様から知る“リハビリの秘訣”
「もう一度、自分の足で歩きたい」天野様が語る“歩くことができるまでの道のり”
